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富山県中新川郡にある大岩山日石寺の境内の中には「藤水」という霊水がある。眼病に霊験がある水と伝えられている。
「越中旧自記(えっちゅうくじき)」にはこんな言い伝えが残っている。「元禄十五(1702)年、越後のある目の不自由な百姓が、不動明王から『日石寺の滝の脇に藤木が有る。その下の水で目を洗え』とお告げを受けた。さっそくその水で目を洗ったところ目が開いたという」。
この伝説から、大岩日石寺にある岩仏の不動明王(国の重要文化財)の周りをめぐってこんこんと湧き出る清水は「藤水」と呼ばれ、眼病に霊験あり、と古くから人々に信じられてきたのである。
境内にはメグスリノキ(目薬の木)も生えており老眼に効能があるとされ、現在では煎じ用の乾燥メグスリノキが販売され、参拝客の人気を集めているという。
「越中旧自記(えっちゅうくじき)」にはこんな言い伝えが残っている。「元禄十五(1702)年、越後のある目の不自由な百姓が、不動明王から『日石寺の滝の脇に藤木が有る。その下の水で目を洗え』とお告げを受けた。さっそくその水で目を洗ったところ目が開いたという」。
この伝説から、大岩日石寺にある岩仏の不動明王(国の重要文化財)の周りをめぐってこんこんと湧き出る清水は「藤水」と呼ばれ、眼病に霊験あり、と古くから人々に信じられてきたのである。
境内にはメグスリノキ(目薬の木)も生えており老眼に効能があるとされ、現在では煎じ用の乾燥メグスリノキが販売され、参拝客の人気を集めているという。
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