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1948(昭和二十三)年、東京生まれ、青森県在住。南部菱刺の伝統工芸士。
77年に独学で南部菱刺を学び始める、88年菱刺教室「梅の花工房」を開く。99年パリにてフランス人陶芸家と二人展を開催する。
菱刺しは江戸時代に起源を持つ。その特徴は、麻布に綿糸で偶数目を拾って織り成される四百種に及ぶ幾何学的紋様。青森県南部地方の三戸、五戸、八戸、上北町に分布する。当時、麻の着物しか着る事を許されなかった農民が、薄藍の麻布に紺と白の糸で木綿糸を刺し作り上げた、補強と保温性を高めた美と実用を兼ね備えた技術でもある。
天羽さんは自ら織った麻布と、染めた木綿糸を使って菱刺しの作品を制作。全て一点ものの作品は異なる模様を持つ。「自分の刺したものを着る人が、あたたかい気持ちになってもらえたら嬉しい」と語る。
77年に独学で南部菱刺を学び始める、88年菱刺教室「梅の花工房」を開く。99年パリにてフランス人陶芸家と二人展を開催する。
菱刺しは江戸時代に起源を持つ。その特徴は、麻布に綿糸で偶数目を拾って織り成される四百種に及ぶ幾何学的紋様。青森県南部地方の三戸、五戸、八戸、上北町に分布する。当時、麻の着物しか着る事を許されなかった農民が、薄藍の麻布に紺と白の糸で木綿糸を刺し作り上げた、補強と保温性を高めた美と実用を兼ね備えた技術でもある。
天羽さんは自ら織った麻布と、染めた木綿糸を使って菱刺しの作品を制作。全て一点ものの作品は異なる模様を持つ。「自分の刺したものを着る人が、あたたかい気持ちになってもらえたら嬉しい」と語る。
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