NIPPON Kichi - 日本吉

記事数1件: 1~1 件表示          

2007/1/23


伊勢形紙 Ise-katagami Ise Stencils

Jp En

 伊勢形紙とは、三重県鈴鹿市白子を中心に発展した染色用具であり、伝統工芸品である。
 伊勢形紙は、友禅、浴衣、小紋等の柄や文様を、着物の生地に染めるために用いられた。
 和紙を張り合わせた紙に彫刻刀で精巧微細な図柄を彫る、「錐彫り」「突彫り」「縞彫り」「道具彫り」の4つの技法がある。
 その歴史は古く、その発祥には色々な説があるが、室町時代末期(1570年頃)には形紙があったと推察されている。
 江戸時代になると、徳川紀州藩の保護の下に、独占企業として染形紙製作の振興が行われ、形紙商人は全国各地を行商し、「伊勢形紙の白子」が広く知れ渡った。
 1952年、文化庁から無形文化財に指定。1983年、通産省の伝統的工芸用具に指定される。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数1件: 1~1 件表示          
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter