ばら大師 Bara-taishi
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四国曼陀羅霊場第五十二番ばら大師永照寺。
そこは四国各地を巡錫(じゅんしゃく)していた弘法大師の「野宿の聖地」ともいわれている。
古びれて汚れ、破れた衣をまとった大師は泊めてくれる宿が見つからず、仕方なしに野宿したのがとげのある野ばらの上。その一夜が十日間の苦行のような心境だったため、「この地の里人達もとげで苦しむであろう」と考えた大師がとげを封じ込めたばらが「とげなしばら」になったといわれている。
今も本堂裏の大師の像の周りに棘のない「とげなしばら」はある。現在では町の天然記念物に指定されていて、町外に持ち出してはならないことになっている。
そこは四国各地を巡錫(じゅんしゃく)していた弘法大師の「野宿の聖地」ともいわれている。
古びれて汚れ、破れた衣をまとった大師は泊めてくれる宿が見つからず、仕方なしに野宿したのがとげのある野ばらの上。その一夜が十日間の苦行のような心境だったため、「この地の里人達もとげで苦しむであろう」と考えた大師がとげを封じ込めたばらが「とげなしばら」になったといわれている。
今も本堂裏の大師の像の周りに棘のない「とげなしばら」はある。現在では町の天然記念物に指定されていて、町外に持ち出してはならないことになっている。
- 住所
- 797-1211 愛媛県西予市野村町阿下5-974
- 名前
- 永照寺
- 電話
- 0894-72-1253