小代焼 Shoudaiyaki Shodai Ware
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熊本県に古くから伝わる伝統工芸、「小代焼(しょうだいやき)」は、地元で採取する小代粘土を主原料に高温で焼き上げる陶器。素朴でダイナミックな作風が魅力だ。
歴史は古く、江戸時代初期に遡る。戦国武将に茶の湯が流行し、「侘び茶」の世界が重んじられるようになった時代に端を発する。嘉永9年(1632年)、細川忠利が豊前国から肥後国に転封となり、これに従った陶工源七と八左衛門が焼物師を命じられ、小代焼を始めたと言われている。主に茶器を作陶していたという。
以来400年の伝統を守り、手作業の技術・技法が現在まで継承され、平成15年には国の伝統的工芸品の指定を受けた。釉薬の深い美しさと、自由奔放な流しかけの模様が器形と調和して、素朴な味わいがあり、今では茶器や食器、装飾品として愛されている。
歴史は古く、江戸時代初期に遡る。戦国武将に茶の湯が流行し、「侘び茶」の世界が重んじられるようになった時代に端を発する。嘉永9年(1632年)、細川忠利が豊前国から肥後国に転封となり、これに従った陶工源七と八左衛門が焼物師を命じられ、小代焼を始めたと言われている。主に茶器を作陶していたという。
以来400年の伝統を守り、手作業の技術・技法が現在まで継承され、平成15年には国の伝統的工芸品の指定を受けた。釉薬の深い美しさと、自由奔放な流しかけの模様が器形と調和して、素朴な味わいがあり、今では茶器や食器、装飾品として愛されている。
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- 小代焼