NIPPON Kichi - 日本吉

記事数34件: 1~8 件表示     >>     >|  

2008/7/25


香川 田村神社 Kagawa Tamura-jinja 

Jp

 田村神社(たむらじんじゃは)香川県高松市にある神社である。
 創建は和銅二(709)年古くから讃岐の国で一番格の高い一宮として人々の崇敬を集めてきた。また、江戸時代初期、延宝七(1679)年には神仏習合を廃止、神道のみを重視し、国守松平家の祈願所としたことから幕府や武家からも大きな崇敬を集めていたといわれている。
 神社は琴平電鉄一宮駅そばに鎮座し、大鳥居をくぐりきれいに舗装された参道を行くと見事な拝殿が建つ。その裏には本殿がありその後ろの奥殿付近に定水と呼ばれる深淵がある。香川県は灌漑用のため池が多く水に関する信仰も強く、この淵にも蛇や竜に関する伝承も残されている。
 田村神社はさぬき七福神のひとり金箔が貼り付けられた布袋様の像が置かれており、参拝に訪れる人々を暖かく見守っている。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/5/20


福禄寿 Fukurokuju 

Jp

 福禄寿(ふくろくじゅ)は、道教における神様の一人で、恵比寿様や大黒天を初めとする七福神の一人としても知られている。
 道教においては「幸福」、「封禄」、「長寿」の三つが三徳として強く希求されるが、この三徳を具現化したのが福禄寿だとされており、名前も一字ずつ組み合わせたものとなっている。
 同じく七福神である寿老人と共に南極星の化身とされており、その姿も背が低くて長頭、白髪で長いひげを生やしていることなど、とてもよく似ている。
 また、手には長寿の秘訣が記されているという巻物を結わえた杖と、長寿の象徴である桃を持っているのも似ている。このため、寿老人とは同体異名の神とされることもある。
 ただ、伴っている動物には違いがあり、寿老人は鹿、福禄寿は鶴と亀を伴った姿で描かれたり像が造られたりすることが多い。
 その年齢は数千才とも言われ、長寿と人望においてご利益がある神様として、親しまれている。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します




寿老人 Juroujin 

Jp

 寿老人(じゅろうじん)は、道教における神様である神仙の一人であり、南天に輝くカノープス、南極星の化身とされている。
 酒が好きなため、いつも赤い顔をしており、長い白髪、長い頭を持つ仙人の格好をしていることが多い。また、長寿と自然の調和のシンボルである鹿を従え、手には不老長寿の桃と杖を持っている。
 その杖の頭には長寿の秘訣が記されているという巻物がつけられている。
 日本においては七福神の一人として知られているが、同じく七福神である福禄寿と同体異名という説もあることから、七福神からはずされることもあった。
 こうしたことからか、寿老人の鹿に対して、福禄寿は鶴と亀を伴っている姿が多く見られる。
 寿老人の伴っている鹿は千年以上生きているといわれる鹿で、その肉を食べると、二千才の長寿を得るとも言われており、長寿や健康、子孫長久にご利益がある神様である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/4/22


毘沙門天 Bishamon-ten 

Jp

 毘沙門天(びしゃもんてん)は、元々はインド古代神話の神だ。
 仏教においては持国天、増長天、広目天と共に四天王の一尊に数えられ、中でも最強の神として知られている。
 梵名であるヴァイシュラヴァナの読みからビシャモンと音写され、毘沙門の漢字が当てられた。
 また、その梵名が「よく聞く所の者」という意味もあることから多聞天(たもんてん)の名でも呼ばれており、四天王の一尊として安置する場合は多聞天、独尊像の場合は毘沙門天と呼ばれる。
 その姿は頭には冠、右手には宝棒、左手には経文を納めた塔を持っている。また、武神の名にふさわしく鎧を着込んでいるのも特徴である。
 日本においては聖徳太子が戦勝を祈願して四天王像を祀ったことから、古来より戦勝護国の神として、武士たちの信仰を集めた。
 七福神の一人としても知られており、戦いや勝運にご利益があるとされている。また、幸福の神である吉祥天を妻としていることから福徳を与える神でもある。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/2/25


面根付 Men-netsuke 

Jp

 面根付(めんねつけ)とは、根付のうち、お面の形をしたものをいう。大黒様や恵比寿様といった七福神、般若や翁といった能面などがモチーフに選ばれる。
 根付は、江戸時代にお金を入れるための巾着(きんちゃく)や煙草入れ、矢立て、印籠(いんろう)などの提げ物(さげもの)が帯から落ちないよう、紐で留めるために用いた留め具のこと。おおむね一九世紀半ばまでのものを古根付(こねつけ)、それ以降のものを現代根付(げんだいねつけ)と呼んで区別している。
 大きさは数センチ程度のものが多い。材質は、堅い木や象牙などがよく用いられる。時代と共に実用性に加え装飾性も重視されるようになり、江戸時代中期に入って爆発的に流行した。明治時代に入ると海外への輸出が盛んになり、その後、一時衰退に向かうが、近年になって様々な分野から技術者や多種多様な素材が参入。再び注目されつつある。
 今日は、古根付・現代根付ともに日本独特の文化を伝える美術品として扱われ、特に海外からの評価が高い。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/12/6


松崎町 厳島神社 Matsuzaki-chou Itsukushima-jinja Itsukushima Shrine in Matsuzaki

Jp En

 松崎町の厳島神社(まつざかちょうのいつくしまじんじゃ)は、静岡県賀茂郡松崎町江奈にある神社である。祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)。
 松崎海岸の北側に突き出した、弁天島の別名がある巨鯛島にあり、大永五(1525)年頃に創建されたと伝わる。
 祀られている祭神は、七福神の一神で福徳の神の弁財天に擬せられており、「弁天さん」として親しまれている。
 神社は海岸から100段近く石段を上がった所に建っており、平成四(1992)年には、六〇年に一度の開扉が行われた。
 毎年四月三日には例祭が行われている。また、巨鯛島のウバメガシ群落は、町指定の天然記念物となっている。
 松崎町の厳島神社は、地域から篤く崇敬されている社である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/11/15


徳島 常楽寺 Tokushima Jouraku-ji 

Jp

 四国霊場第一四番である常楽寺(じょうらくじ)は、弘仁六(815)年、この地で修行を積んでいた弘法大師が建立したとされる。
 修行中に、化身した弥勒菩薩が多くの菩薩を従えて現われ説法を行ったので、大師は霊木にその姿を刻んで堂宇を立て、本尊にしたといわれている。このように弥勒菩薩を本尊にしているのは八十八箇所霊場のなかでは唯一である。弥勒菩薩は未来仏ともいわれ、釈迦入滅後、五六億七千万年後にこの世に下世し、民衆を救済されると伝えられている。
 また庭石を波のように配した流水岩の庭、七福神の庭など端正な庭に囲まれた寺でもある。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します




吉田啓子 Yoshida Keiko Keiko Yoshida

Jp En

 浅草・鷲(おおとり)神社の酉の市のみで販売される縁起物の宝船熊手の製造販売「よし田」(台東区千束)大女将。大正一〇(1921)年生まれ。日本職人名工会認定者。
 「よし田」は現在、昔ながらの手法で宝船熊手を作り続けている唯一の店で、吉田啓子(よしだけいこ)さんは江戸時代から伝わる代々の技法を受け継ぐ職人である。鳶職であった夫が始めた宝船熊手の製造を内職のつもりで手伝ったことが職人となるきっかけ。夫が亡くなって以降は、「よし田」の女将として製造販売を取り仕切ってきた。
 「よし田」の宝船熊手は竹と紙という天然素材だけを使ったもので、竹割り、下絵の型抜き、色つけ、面相(顔描き)、外塗り、刺し込みなどすべて手仕事で行われている。この技法は、現在の女将で長女の吉田京子さんが受け継いでいる。
[→より詳しい記事を見たい方はこちら]
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数34件: 1~8 件表示     >>     >|  
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter