岩切城 Iwakiri-jou Iwakiri Castle Ruins
|
岩切城は、宮城県仙台市宮城野区岩切にあった城である。
岩切城は、陸奥国留守職の留守氏が南北朝時代に築城した。
その後、足利尊氏と弟・直義の勢力争いから岩切合戦が起こり、留守氏は尊氏派として戦った。
観応二(1351)年、尊氏派は岩切城に立て篭もったが、敵が総攻撃をかけ、奥州管領・畠山氏は自刃し留守氏も降伏した。
以後も留守氏が居城としたが、元亀元(1570)年、留守氏を継いだ政景が利府城に拠点を移したため、廃城となった。
現在は杉林、雑木林、原野となっており、各所に堀切や土塁が残るのみであるが、太白山、蔵王連峰などの眺望は素晴らしく、春は桜の名所としても名高い。
岩切城は東北地方における典型的な中世城館であり、城跡は歴史の重みを感じられる場所である。
岩切城は、陸奥国留守職の留守氏が南北朝時代に築城した。
その後、足利尊氏と弟・直義の勢力争いから岩切合戦が起こり、留守氏は尊氏派として戦った。
観応二(1351)年、尊氏派は岩切城に立て篭もったが、敵が総攻撃をかけ、奥州管領・畠山氏は自刃し留守氏も降伏した。
以後も留守氏が居城としたが、元亀元(1570)年、留守氏を継いだ政景が利府城に拠点を移したため、廃城となった。
現在は杉林、雑木林、原野となっており、各所に堀切や土塁が残るのみであるが、太白山、蔵王連峰などの眺望は素晴らしく、春は桜の名所としても名高い。
岩切城は東北地方における典型的な中世城館であり、城跡は歴史の重みを感じられる場所である。
- 住所
- 983-0821宮城県仙台市宮城野区岩切字入山
- 名前
- 岩切城跡