明通寺 三重塔 Myoutsuu-ji Sanjuu-no-tou
|
明通寺(みょうつうじ)は、福井県小浜市門前にある真言宗御室派の寺である。本尊は薬師如来。小浜国宝巡り第6番とされ、大同元(806)年、坂上田村麻呂によって創建されたと伝わる。
三重塔は、文永七(1270)年に建立された塔で、総高22.12mの桧皮葺となっており、国宝に指定されている。礎石・縁束石ともに自然石で漆喰叩の上に建てられた塔は、やや南寄りに東面して建っている。
各層総円柱、組物は各重とも和様三手先で組み、尾棰は隈二重、平一重を配し、組入小天井をつけ、軒支輪附となっている構成はまことに華麗といえる。地方にありながら様式のくずれがなく、国内でも鎌倉建築を代表する貴重な建造物である。
三重塔は、文永七(1270)年に建立された塔で、総高22.12mの桧皮葺となっており、国宝に指定されている。礎石・縁束石ともに自然石で漆喰叩の上に建てられた塔は、やや南寄りに東面して建っている。
各層総円柱、組物は各重とも和様三手先で組み、尾棰は隈二重、平一重を配し、組入小天井をつけ、軒支輪附となっている構成はまことに華麗といえる。地方にありながら様式のくずれがなく、国内でも鎌倉建築を代表する貴重な建造物である。
- 住所
- 917-0237 福井県小浜市門前5-22
- 名前
- 明通寺 三重塔(国宝)
- 電話
- 0770-57-1355