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東北地方では最古の歴史を持つ焼物。津軽焼の源流は、地域産業を支援する津軽藩四代藩主津軽信政によって集められた陶工たちが築いた平清水焼、大沢焼、下川原焼、悪戸焼にある。窯は元禄4年(1691年)に開かれ、藩の調度品として焼かれたが、廃藩によって廃れ、大正末期にはすべての窯が閉鎖された。現在の津軽焼は、昭和11年(1936年)に再興されたものだ。
その特徴は、りんごの樹皮の灰を釉薬(ゆうやく)としたりんご釉や天目釉(黒釉)などが使用されることや、独特の色合いが素朴さと芸術性とを兼ね備えていることにある。
椿、梅、紅葉、山水などの文様を描く技法も使われている。
その特徴は、りんごの樹皮の灰を釉薬(ゆうやく)としたりんご釉や天目釉(黒釉)などが使用されることや、独特の色合いが素朴さと芸術性とを兼ね備えていることにある。
椿、梅、紅葉、山水などの文様を描く技法も使われている。
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