白川郷(世界遺産) Shirakawa-go(Sekai-isan) Shirakawa-go (World Heritage)
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平成八(1996)年、世界遺産に認定された「白川郷・五箇山の合掌造り集落」。白川郷とは、岐阜県白川村荻町の合掌造りの集落を指す。合掌造りの家屋の多くは、江戸時代末期から明治時代に建てられた。
合掌造りとは、木材を梁の上に山形に組み合わせて建築された住居で、勾配の急な茅葺き屋根を特徴とする。屋根が三角形になっているのは、積雪の多さに対応するため。建物が南北に面して建てられているのは、白川の風向きを考慮し、風の抵抗を最小限にするとともに、屋根に当たる日照量を調節し、夏は涼しく、冬は保温される合理的なしくみである。
ドイツの建築学者ブルーノ・タウトが「極めて論理的、合理的で、日本には珍しい庶民の建築」と自著で紹介し、世界的に知られることになった。
百棟余りの合掌造りの家が並ぶ風景は、日本の里山の原風景を思い出させてくれる、やすらかさに満ちあふれている。
合掌造りとは、木材を梁の上に山形に組み合わせて建築された住居で、勾配の急な茅葺き屋根を特徴とする。屋根が三角形になっているのは、積雪の多さに対応するため。建物が南北に面して建てられているのは、白川の風向きを考慮し、風の抵抗を最小限にするとともに、屋根に当たる日照量を調節し、夏は涼しく、冬は保温される合理的なしくみである。
ドイツの建築学者ブルーノ・タウトが「極めて論理的、合理的で、日本には珍しい庶民の建築」と自著で紹介し、世界的に知られることになった。
百棟余りの合掌造りの家が並ぶ風景は、日本の里山の原風景を思い出させてくれる、やすらかさに満ちあふれている。
- 住所
- 岐阜県大野郡白川村