忍路環状列石 Oshoro-kanjouresseki
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北海道の小樽市から余市町にかけての地域に、約80基ものストーンサークルが集中している。縄文時代を知るうえで大変貴重な場所だ。中でも、小樽市にある「忍路環状列石(おしょろかんじょうれせき)」は、国内最大級の規模のもの。昭和三六年に国の史跡に指定された。
忍路環状列石は、三笠山山麓の緩斜面を平坦にカットし、その平らな面に、大きな立石とに小石を並べたものを、大きな楕円形に巡らせている。全長33m×22mの規模を持つ。この遺跡は縄文時代後期のもので、「区画墓」と呼ばれる集団の墓と考えられている。スケールの大きさから、この地域に住んでいた集団の力の大きさを窺い知ることができる。
忍路環状列石は、未だ明らかにされていない縄文文化を知る歴史の教科書的存在として、極めて貴重な史跡である。
忍路環状列石は、三笠山山麓の緩斜面を平坦にカットし、その平らな面に、大きな立石とに小石を並べたものを、大きな楕円形に巡らせている。全長33m×22mの規模を持つ。この遺跡は縄文時代後期のもので、「区画墓」と呼ばれる集団の墓と考えられている。スケールの大きさから、この地域に住んでいた集団の力の大きさを窺い知ることができる。
忍路環状列石は、未だ明らかにされていない縄文文化を知る歴史の教科書的存在として、極めて貴重な史跡である。
- 住所
- 048-2561 北海道小樽市忍路2
- 名前
- 忍路環状列石