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妙成寺(みょうじょうじ)は、能登随一の日蓮宗の寺院である。
前田利家、利常などの寄進により、大伽藍(だいがらん)と称される寺院群が美しく整備されている。
地形を利用して、東西一直線に少しずつ高く、総門・楼門・五重塔を配してある。このため最高所の五重塔は、空にすっと立ち昇るようなシルエットをみせている。
五重塔は、元和四(1618)年に建立されている。方三間(ほうさんげん)、栩葺(とちぶき)で、相輪も美しく、装飾も細部まで見事だ。壁の部分に厚い横板を渡す校倉(あぜくら)に似た独特の構造を持っていて、強い海風や地震にも強く、約四百年経った今も欠損がない。大工棟梁は建仁寺流の技を伝える坂上一門といわれており、江戸時代初期の代表的傑作といわれている。
妙成寺は現在この五重塔も含め、主要建造物十棟が国指定重要文化財、三棟が県指定文化財である。
前田利家、利常などの寄進により、大伽藍(だいがらん)と称される寺院群が美しく整備されている。
地形を利用して、東西一直線に少しずつ高く、総門・楼門・五重塔を配してある。このため最高所の五重塔は、空にすっと立ち昇るようなシルエットをみせている。
五重塔は、元和四(1618)年に建立されている。方三間(ほうさんげん)、栩葺(とちぶき)で、相輪も美しく、装飾も細部まで見事だ。壁の部分に厚い横板を渡す校倉(あぜくら)に似た独特の構造を持っていて、強い海風や地震にも強く、約四百年経った今も欠損がない。大工棟梁は建仁寺流の技を伝える坂上一門といわれており、江戸時代初期の代表的傑作といわれている。
妙成寺は現在この五重塔も含め、主要建造物十棟が国指定重要文化財、三棟が県指定文化財である。
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