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木屋町七条に店を構える松井天狗堂。ここに日本で唯一の「手摺りカルタ」を作り続ける職人、松井重夫氏がいる。
昭和半ばの機械摺りへの転換で、すっかり姿を消し、今では日本で唯一の手摺りカルタ職人となったのが三代目の松井重夫氏である。
カルタの原画が描かれた台紙に、正確に型を合わせ、色を一色ずつ丁寧に置いていく。色が増えるにつれ、徐々に艶やかな絵柄があらわれてくる。こうした作業は、かつては分業で行われてきたという。今は仕上げまで、全ての工程を一人で手掛けるため、完成まで約一ヶ月ほど掛かるそう。
手間隙かかる手作業ならではの、独特の風合いがカルタ一枚一枚に刻まれている。
昭和半ばの機械摺りへの転換で、すっかり姿を消し、今では日本で唯一の手摺りカルタ職人となったのが三代目の松井重夫氏である。
カルタの原画が描かれた台紙に、正確に型を合わせ、色を一色ずつ丁寧に置いていく。色が増えるにつれ、徐々に艶やかな絵柄があらわれてくる。こうした作業は、かつては分業で行われてきたという。今は仕上げまで、全ての工程を一人で手掛けるため、完成まで約一ヶ月ほど掛かるそう。
手間隙かかる手作業ならではの、独特の風合いがカルタ一枚一枚に刻まれている。
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