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奈良県奈良市にある寺院。真言宗醍醐派。
その歴史は奈良時代で、当時日本で最大の威厳があった「元興寺」別院とされていた。
本尊として石造地蔵菩薩を祀り、他ではめずらしい石仏龕で構成されている。
正面に建つ表門は軽快な四脚門となっている。
本堂は正面の間口を広縁にし、蔀戸(しとみど)を用いている。軒まわりは垂木を用いず厚板で軒を支えていまる。また、棟、軒および床が低く、中世の住宅をしのばせる要素が随所に見られる。柱間の上にある蟇股(かえるまた)は垢抜けした優美な形状をしている。
宝蔵は一間四方の小さな校倉で側壁に般若や十六善神が描かれており、重要文化財に指定されている。
その歴史は奈良時代で、当時日本で最大の威厳があった「元興寺」別院とされていた。
本尊として石造地蔵菩薩を祀り、他ではめずらしい石仏龕で構成されている。
正面に建つ表門は軽快な四脚門となっている。
本堂は正面の間口を広縁にし、蔀戸(しとみど)を用いている。軒まわりは垂木を用いず厚板で軒を支えていまる。また、棟、軒および床が低く、中世の住宅をしのばせる要素が随所に見られる。柱間の上にある蟇股(かえるまた)は垢抜けした優美な形状をしている。
宝蔵は一間四方の小さな校倉で側壁に般若や十六善神が描かれており、重要文化財に指定されている。
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