NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/1/24


黒部五郎岳 Kurobe-gorodake Mt. Kurobegoro

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 黒部五郎岳(くろべごろうだけ)は、飛騨山脈中の標高2840メートルの山。日本百名山のひとつである。登山では中級者向けとされ、年間を通して多くの登山家が訪れる。薬師岳—黒部五郎岳—双六岳—上高地と4日ほどかけて縦走登山をするコースなどが人気だ。
 立山連峰の薬師岳から太郎兵衛平、北ノ俣岳へとつづくなだらかな稜線の先に、巨大な圏谷(けんこく)を抱く個性的な山容を見せているのがこの黒部五郎岳である。圏谷とは「カール」とも言い、山頂直下の斜面が、すくい取ったように円形に削られた谷のことで、地形氷河の浸食によって作られるものだ。この圏谷の底に立つと、荘厳な雰囲気に息を飲む。残雪が多く、水が豊かでたくさんの高山植物の花畑が広がり、自然の造形美の妙になんともいえない感動を覚えるという。
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2007/1/18


伊吹山 Ibukiyama Mt Ibuki

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 標高1377メートル、岐阜県と滋賀県の県境にある、伊吹山地の主峰。琵琶湖国定公園の一部である。古代には三関のひとつ、不破の関が置かれ、歌枕として知られている。
 また古事記や日本書紀にもたびたび登場。日本武尊(やまとたける)が山の荒神の化身である白猪に会い、傷を負わされ、ふもとの清水で治したという伝説が有名であるが、1927年2月14日に観測された世界の山岳気象観測史上1位の積雪最深記録(11、82m)が荒ぶる自然神を裏付けるかのようである。
 現在は観光地として親しまれ、山麓から山頂にかけて、さまざまな野草が自生するお花畑がある。日本百名山のひとつでもあり、春から秋にかけてはハイキングや登山客、冬にはスキー客で賑わう。
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2007/1/17


立山連峰 Tateyama-renpo The Tateyama Mountain Range

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 三千メートル級の峰々が連なる日本の屋根、立山連峰(たてやまれんぽう)。北アルプスのうち黒部川の西側に連なる山域の総称である。
 南は、岐阜県境の北ノ俣岳、黒部五郎岳を経て、三俣蓮華岳で北アルプスの主稜線につながる。
 鉄道、高原バス、トロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカーなどの交通機関によって、自然の大景観を楽しむことができ、四季を通じて観光客が絶えない。
 春は立山黒部アルペンルートが開放され、多い時は20メートルに迫る雪の壁の中を散策することができる。夏は涼しく、トレッキングや登山に最適。湖畔には立山が映し出され、大変美しい。秋は紅葉が見事だ。冬には山々が雪で真っ白に色づき、一年で最も美しい景観を堪能できる。十一月下旬には初冠雪を迎え、眩しいほどに輝く姿が圧巻だ。
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