内山紙 Uchiyama-gami Uchiyama Paper
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長野県の北部にある内山では、昔から和紙漉きの技術が発達してきた。「内山紙」と呼ばれるその和紙は、特に障子紙として厚く丈夫で色焼けしにくいと、大変人気がある。
内山和紙の起源は不明だが、寛文元年(1611年)に高井郡内山村(現木島平村内山)の萩原喜右衛門が美濃で技術を習得し、この地に紙漉きを伝えたと言われている。以来、地元で産出される楮(こうぞ)を蒸して皮を剥いだ後、雪の上に広げ日光で晒す「雪晒し」など、独特の技術を作り上げてきた。
原料である楮(こうぞ)は繊維が太く長くて強靭なので、特に障子紙や表具用紙、美術紙、奉書紙などに適している。雪国の伝統を今に伝える内山紙の現在の生産中心地は、飯山市瑞穂地区。90余人の職人たちが、400年の伝統の技を守り続けている。
内山和紙の起源は不明だが、寛文元年(1611年)に高井郡内山村(現木島平村内山)の萩原喜右衛門が美濃で技術を習得し、この地に紙漉きを伝えたと言われている。以来、地元で産出される楮(こうぞ)を蒸して皮を剥いだ後、雪の上に広げ日光で晒す「雪晒し」など、独特の技術を作り上げてきた。
原料である楮(こうぞ)は繊維が太く長くて強靭なので、特に障子紙や表具用紙、美術紙、奉書紙などに適している。雪国の伝統を今に伝える内山紙の現在の生産中心地は、飯山市瑞穂地区。90余人の職人たちが、400年の伝統の技を守り続けている。
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- 内山紙