NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/2/5


真玉海岸 Matama-kaigan 

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 春には潮干狩り、夏には海水浴客で賑わう事でも知られている国東半島の角にある真玉海岸。遠浅のこの海岸は、干潮の時に美しい干潟を見ることができる。
 一日の終わりがやってくる頃、刻々と紅に染まる空と海、そして干潟の模様がシルエットと化した一瞬(ひととき)。自然が織りなすこの美しさは多くの人々に感動を与え、「真玉海岸の夕陽」として日本夕陽百選にも選ばれている。
 尾鷲地区から臨む夕陽の姿は、全国的にも珍しい夕陽と干潟のコントラストは、写真愛好家やカップルなどの人気のスポットにもなっている。
 この自然がかもしだす絶妙のハーモニーは、幾つもの偶然が重なり合って、はじめて瞳にやきつける事が出来るものなので、いつまでも変わらぬ景色を見せてもらいたい。
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実相院 Jissou-in 

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 中山仙境を望む位置に「霊仙寺」「実相院」「六所神社」といった寺と神社が連なり、独特の景観を形成している。神仏混交と言われる「くにさき」の仏教文化のひとつの配置がここに表れている。
 実相院は、かつては六郷満山末山本寺として勢力を張っていた霊仙寺の坊の一つであったとも、講堂であったとも云われているが、現在は独立した寺院で、本尊の不動明王像を中心にして聖観音像や薬師如来像が収められている。また鐘楼堂の横に「耳地蔵さん」が立ち、病気平癒の祈願を願って多く参拝者が訪れている。境内には高さ4メートル程の大きな国東塔がある。
 風光明媚な景色の中に、当たり前の様に入り込んでいる。
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中山仙境 無明橋 Nakayama-senkyo Mumyo-hashi Nakayama-Senkyo Mumyo Bridge

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 国東半島にあり、夷耶馬(えびすやば)と呼ばれる岩稜の険しい山域の一角にある中山仙境は、標高317メートルで、登山口からの高低差も200メートル程。無明橋まで30分、高城まで1時間、周回で2時間程の登山コースとして知られている。
 途中にある無明橋は橋の中央部で2枚の石の板が合わさっている石橋。岩と岩の間に掛かった石橋は幅40センチメートル、長さ3メートル程の橋。一瞬、不安に駆られるが、里の方を見下ろすと足を止めてしまうほどの景観が広がっている。山頂の高城(夷耶馬)からは、360度の大展望が広がる。
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2007/1/31


千人堂 Sen-nin-dou Sennin-do Hall

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 大分県、東国東郡姫島、観音崎に建つお堂、本尊は馬頭観世音菩薩。
 姫島七不思議「逆柳」「かねつけ石」「拍子水」「浮田」「阿弥陀牡蠣」「浮洲」「千人堂」の一つ。
 二坪ほどのお堂だが「大晦日の夜に、借金取りに追われた善人を千人までかくまえる」という伝説を持つ。
 海岸沿いに面した40メートルの露天の黒曜石の断崖に立ち、海に沈む夕日は姫島でも有数の景勝地である。
 北海道の十勝と並び、日本で露天で黒曜石を確認できる極めてまれな場所。黒曜石は県指定の天然記念物であり、九州、四国、中国地方の遺跡からも出土している。
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2007/1/30


鶴見岳 Tsurumi-dake Mt Tsurumi

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 大分県別府市の西方に位置する標高1375メートルの休火山。阿蘇くじゅう国立公園、くじゅう火山群に連なる。
 頂上からは眼下に温泉街、遠方は国東半島、四国まで見渡すことが出来る。
 春は桜やミヤマキリシマ、夏は新緑、秋の紅葉、九州地方では珍しい冬の樹氷と、四季折々に姿を変える。
 別府高原駅から山頂付近までロープウェイが敷設されており、一般客も気軽に登ることが出来る。
 海抜0メートルから山頂までのタイムを競う「べっぷ鶴見岳一気登山大会」、1月に山頂で行なわれる「鶴見岳大寒がまん大会」などのイベントも多く、市民や観光客を楽しませている。
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2007/1/29


瑠璃光寺 Rurikou-ji Rurikoji Temple

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 大分県、国東半島の六郷満山三十三ヶ霊場、第十四番札所、山号は杉山。
 養老元(717)年に仁聞菩薩の開基とされる古刹。
 盛時には多くの堂寺を置いていたが後年火災により焼失、現在の寺院はその時の講堂と言われている。
 本尊は薬師如来、左右に阿弥陀如来、釈迦如来の両尊を祀る。
 中でも阿弥陀如来像は国の重要文化財に指定されており、カヤの一木造りで平安後期の作りとされる。その姿は総体におだやかで柔らかい。
 境内にある百日紅(さるすべり)は幹周り2メートル、樹高15メートルの巨木であり、樹齢は実に600年を越すと言われ、日本一の百日紅という。
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