NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/8/13


高の瀬峡 紅葉 Takanosekyou Kouyou Takanose Valley's Autumn Foliage

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 高の瀬峡の紅葉は、徳島県那賀郡那賀町北川平で、10月下旬〜11月上旬頃に見られる美しい景観のことである。
 ここが一躍有名になったのは、1980年の置県百年記念「徳島の観光100選」の人気投票で、数ある県内の観光名所を押しのけて1位に輝いてから。今や特産品の木頭杉や木頭ユズとともに「紅葉の錦」も押しも押されもしない村の顔に成長した。
 那賀川源流に広がる深く切れ込んだV字形の渓谷で、秋には雄壮な絶壁が紅葉に覆われ、見る者を圧倒する。特にモミジと渓谷美の景観は見事なまでに美しく、四国随一の景勝地である。
 秋の紅葉だけでなく、春は新緑、夏は青葉、冬には雪景色と四季折々の表情も魅力にあふれており、一年中観光客でにぎわう。
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2007/2/13


つばくろ谷 Tsubakuro-dani Tsubakuro Valley

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 つばくろ谷の、深く切れ込んだ不動沢に向かって、木々が迫るように茂る風景は圧巻である。
 吾妻八景のひとつに数えらる磐梯吾妻スカイラインの紅葉の名所。かつてイワツバメが谷底を飛び交っていたことからこの名前が付けられた。
 谷底から約80メートルの高さに架けられた不動沢橋は2002年に架け替えられ、かつてより谷底の見通しがよくなり、川をはさんで渓谷になっていて、幅がせまいので隙間のようだ。
 谷全体が紅葉シーズンを迎えたときの美しさは格別で、色とりどりに染まる谷の木々と不動沢の白い流れのコントラストは見事である。
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2007/1/26


立羽田の景 Tachihada-no-kei The Scenery of Tachihada

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 立羽田の景は、大分県玖珠郡玖珠町にある、景勝地である。
 別名日暮れの峠と言われる県道玖珠山国線沿いの立羽田の景は、約1kmにも及ぶ奇岩秀峰が連続する、裏耶馬渓の代表地である。紅葉の季節には赤に染まって素晴しい景観となる。
 折り重なり天を突き刺すように起立する岩峰や、岩壁を彩るツタやカヅラなどが見事で、岩脚に点在する農家の佇いや田園風景とよく調和し、まるで昔話の挿絵のようである。
 ワラビ・ゼンマイ・ウドなどの山菜に恵まれ、「ふれあい茶屋」では新鮮野菜やだんご汁など季節の味を満喫でき、散策を楽しむ観光客で賑わっている。柿の木や民家が風景にマッチして和み豊かな山里である。
 立羽田の景は、いつまで見ていてもあきない場所である。
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2007/1/22


飛雪の滝 Hisetsuno-taki Hisetsu-no-taki (Waterfall of Flying Snow)

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 飛雪の滝は、三重県南牟婁郡紀宝町にある高さ30m、幅12mの大きな滝である。
 昔は鬱蒼と茂った竹林の中の谷にある滝であったことから「竹の谷の滝」と呼ばれていた。
 名前の由来は、紀州藩主徳川頼宣がこの美しい滝を見て、
 幾重なす 山を巡りて川豊か
 物は皆 装い凝らす秋の色
 滝つ瀬の 一筋掛かる岩の辺の
 風吹けば 飛沫さながら雪の舞
 と、詠んだ詩からである。
 紀宝町で一番簡単に行ける滝であるが、周りの雰囲気がすばらしいので、山奥でしか見られないような雄大な滝に感じられる。
 滝の東側には浅里神社があり、滝は神社の神域を流れている。
 その姿は幽玄の趣であり、起伏のある岩肌を流れる水は激しいしぶきとなって飛び散り、その名の通り、雪が舞っているように幻想的な雰囲気を醸し出している。
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2007/1/19


紅葉 Kouyou Autumnal Leaves

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 秋になり、落葉樹を中心に葉の色が変わるが、紅に変わる葉の印象が強いためか、全般的に紅葉と呼ぶ。
 厳密には葉が黄色くなるのは黄葉、褐色に変わるのを褐葉という。
 葉を色づかせる成分は、その色にかかわらず、アントシアニンという色素が影響していることが多い。
 最低気温8℃の日が続くと紅葉が始まり、最低気温5℃以下になると、進行は早くなる。
 日照時間が長く紫外線が強い、適度な湿気、寒暖の差が激しい場所が美しい紅葉の条件と、紅葉の名所はこの条件を満たすところが多い。
 春の花見とともに、秋の紅葉狩りは、日本の国民的な行事となっている。
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2007/1/17


立山連峰 Tateyama-renpo The Tateyama Mountain Range

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 三千メートル級の峰々が連なる日本の屋根、立山連峰(たてやまれんぽう)。北アルプスのうち黒部川の西側に連なる山域の総称である。
 南は、岐阜県境の北ノ俣岳、黒部五郎岳を経て、三俣蓮華岳で北アルプスの主稜線につながる。
 鉄道、高原バス、トロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカーなどの交通機関によって、自然の大景観を楽しむことができ、四季を通じて観光客が絶えない。
 春は立山黒部アルペンルートが開放され、多い時は20メートルに迫る雪の壁の中を散策することができる。夏は涼しく、トレッキングや登山に最適。湖畔には立山が映し出され、大変美しい。秋は紅葉が見事だ。冬には山々が雪で真っ白に色づき、一年で最も美しい景観を堪能できる。十一月下旬には初冠雪を迎え、眩しいほどに輝く姿が圧巻だ。
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