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山口県上関町長島に所在する「旧上関番所(きゅうかみのせきばんしょ)」は、江戸時代に藩の出先機関として、港の警備や見張り、積荷の検査などを行う役人の詰め所として利用されていた。
藩政時代初期の数少ない行政機関の遺構として大変貴重で、かつては港の中にあったものを平成八(1996)年に現在の場所に移築、復元し当初の姿に蘇らせた。
瀬戸内海西部には船の荷を検査する番所がいくつか設置されていて、現在の山口県においても、都に近い方から「上関」「中関」「下関」と番所が設置されていた。
上関番所は桁行11・66m、梁間3・86mの本瓦葺きの木造入母屋造りで、四面に下屋を持つ建物である。県指定の有形文化財になっている。
藩政時代初期の数少ない行政機関の遺構として大変貴重で、かつては港の中にあったものを平成八(1996)年に現在の場所に移築、復元し当初の姿に蘇らせた。
瀬戸内海西部には船の荷を検査する番所がいくつか設置されていて、現在の山口県においても、都に近い方から「上関」「中関」「下関」と番所が設置されていた。
上関番所は桁行11・66m、梁間3・86mの本瓦葺きの木造入母屋造りで、四面に下屋を持つ建物である。県指定の有形文化財になっている。
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