南木曽ろくろ細工 Nagiso-rokurozaiku Nagiso Turnery
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長野県木曽郡南木曽の伝統工芸「南木曽ろくろ細工」。栃、欅、栓等の原木の美しい木目を生かした挽物細工である。昭和55年に国の伝統的工芸品の産地に指定された。
起源は明らかではないが、古文書によれば宝永元年(1704年)から享保13年(1728年)の間に、木地師が運上銀を納め、盆、椀などの木地荷物を名古屋、大阪方面へ供していたことが記されており、江戸時代中期には白木の挽物(ひきもの)がこの地方で生産されていたことが窺い知れる。
南木曽ろくろ細工は、天然木の木質、木の味など細かな変化に合わせて作る製品が決められる。良木をひと目で選別できるようになるには、30〜40年かかるといわれるほど、経験がものをいう作業なのだ。
古来お盆、お椀、菓子器、茶托などが造られてきたが、近年では高い芸術性を追及する作品も現われている。
起源は明らかではないが、古文書によれば宝永元年(1704年)から享保13年(1728年)の間に、木地師が運上銀を納め、盆、椀などの木地荷物を名古屋、大阪方面へ供していたことが記されており、江戸時代中期には白木の挽物(ひきもの)がこの地方で生産されていたことが窺い知れる。
南木曽ろくろ細工は、天然木の木質、木の味など細かな変化に合わせて作る製品が決められる。良木をひと目で選別できるようになるには、30〜40年かかるといわれるほど、経験がものをいう作業なのだ。
古来お盆、お椀、菓子器、茶托などが造られてきたが、近年では高い芸術性を追及する作品も現われている。
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- 南木曽ろくろ細工