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2007/7/19


唐戸山神事相撲 Karatoyama-shinji-zumou Karato-yama Shinji Sumo

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 唐戸山神事相撲(からとやましんじずもう)は、石川県羽咋市の羽咋神社(はくいじんじゃ)で毎年九月二五日に行われる伝統行事である。
 日本最古の相撲としても知られており、その歴史は第十一代垂仁(すいにん)天皇の時代にまで遡ることになる。
 垂仁天皇が日本の歴史上初めて、野見宿禰(のみのすくね)と當麻蹴速(たいまのけはや)に相撲をとらせたといわれており、その皇子である磐衝別命(いわつくのわけのみこと)が現在の羽咋市で若者たちを集めて武勇を養い、また力の長けた人を招いて相撲をとらせていたことから、皇子の命日である九月二五日に行われるようになったのが始まりといわれている。
 以来、約二千年もの長きに渡って連綿と継承され、神事が行われる日には北陸各地から力自慢の若者達が唐戸山に集まり、相撲をとって皇子の神霊をお慰めする。
 「水なし、塩なし、まったなし」の掛け声とともに二千年にわたって続けられてきた神事は、もはや神話の一部といっても過言ではないかもしれない。
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2007/3/15


来宮神社 Kinomiya-jinjya Kinomiya Shrine

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 来宮神社(きのみやじんじゃ)は、静岡県熱海市西山町にある神社である。祭神は、日本武尊、五十猛命、大巳貴命とされる。
 創建時期は定かではないが、社伝によると和銅3(711)年、漁夫の網に木像がかかり、五十猛命を名乗る童子が現れ、七本の楠の洞に自分を祀れば村人と来る者を守護すると告げられた事に始まるという。
 奈良・平安期の征夷大将軍坂上田村麻呂公は、戦の勝利を祈願し、熱海来宮神社の分霊を、東北地方を始め各地に鎮座した。
 本殿裏には国指定天然記念物の大楠があり、推定樹齢は二千年以上とされ、1周すると寿命が1年延びるといわれている。
 「きのみや」の名は「木の宮」の意で、この楠に対する樹木信仰があったものと見られている。
 来宮神社は、古い歴史と神木を有する、伝説の社である。
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