NIPPON Kichi - 日本吉

記事数2件: 1~2 件表示          

2007/1/23


大岩の藤水 Ooiwano-fujimizu Fuji Water of Ooiwa

Jp En

 富山県中新川郡にある大岩山日石寺の境内の中には「藤水」という霊水がある。眼病に霊験がある水と伝えられている。
 「越中旧自記(えっちゅうくじき)」にはこんな言い伝えが残っている。「元禄十五(1702)年、越後のある目の不自由な百姓が、不動明王から『日石寺の滝の脇に藤木が有る。その下の水で目を洗え』とお告げを受けた。さっそくその水で目を洗ったところ目が開いたという」。
 この伝説から、大岩日石寺にある岩仏の不動明王(国の重要文化財)の周りをめぐってこんこんと湧き出る清水は「藤水」と呼ばれ、眼病に霊験あり、と古くから人々に信じられてきたのである。
 境内にはメグスリノキ(目薬の木)も生えており老眼に効能があるとされ、現在では煎じ用の乾燥メグスリノキが販売され、参拝客の人気を集めているという。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します




博多祇園山笠 Hakata-gion-yamakasa Hakata Gion Yamakasa

Jp En

 博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)は、福岡市博多区で7月に開催される祭である。
 伝承によると、鎌倉時代の仁治二(1241)年、博多で疫病が流行した際に、承天寺の住職聖一国師弁円が木製の施餓鬼棚に乗り、水を撒きながら疫病退散を祈祷したことが発祥とされる。
 この施餓鬼棚が発展して山笠の形となったともいわれているが、それについては諸説あり、その起源は定かではない。
 山笠を担いで駆け回るスピードを競い合う「追い山」は、博多祗園山笠のクライマックスであり、近隣各地から多くの観衆を集めている。
 博多祗園山笠は、日本三大祇園祭の一つであり、博多総鎮守である櫛田神社への奉納神事である。この勇壮な伝統行事は、国の無形民俗文化財に指定されている。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数2件: 1~2 件表示          
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter