円空上人滞洞跡 Enkuu-shounin-taidou-ato
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円空上人滞洞跡(えんくうしょうにんたいどうほら)は、北海道八雲町にある洞窟。高名僧・円空にゆかりのある場所である。
その昔、旧熊石町、黒岩という集落にあった洞窟の奥には妖怪が住んでおり、この洞窟に訪れた正直者に宝を授けていた。いわゆる「隠れ座頭」とよばれるものである。
国道229号線の道端に「円空上人滞洞跡」と書かれた案内の柱が立っている岩があり、そこが隠れ座頭のいた洞窟跡だ。
円空上人が寛文五(1665)年に松前に渡り、約20ヶ月蝦夷地に滞在したときにこの洞窟にも滞留し、地蔵尊を作像。眼病のものはこの洞窟に安置されている地蔵尊に祈り、治ったあかつきにはお礼に米を供えたという。
同じ八雲町にある根崎神社のご神体・聖体音観音像と北山神社・相沼八幡神社のご神体であるふたつの来迎観音像も、円空がこの洞窟で作像したものであるといわれている。
その昔、旧熊石町、黒岩という集落にあった洞窟の奥には妖怪が住んでおり、この洞窟に訪れた正直者に宝を授けていた。いわゆる「隠れ座頭」とよばれるものである。
国道229号線の道端に「円空上人滞洞跡」と書かれた案内の柱が立っている岩があり、そこが隠れ座頭のいた洞窟跡だ。
円空上人が寛文五(1665)年に松前に渡り、約20ヶ月蝦夷地に滞在したときにこの洞窟にも滞留し、地蔵尊を作像。眼病のものはこの洞窟に安置されている地蔵尊に祈り、治ったあかつきにはお礼に米を供えたという。
同じ八雲町にある根崎神社のご神体・聖体音観音像と北山神社・相沼八幡神社のご神体であるふたつの来迎観音像も、円空がこの洞窟で作像したものであるといわれている。
- 住所
- 049-3100 北海道二海郡八雲町熊石泊川町
- 名前
- 円空上人滞洞跡