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「姫だるま」は大分県の伝統ある郷土玩具を代表する一つで、約300年前、豊後岡藩の禄高の低い武士の妻をモデルに作り始められたと云われる。この地方には古くから大正末期頃まで、正月の風習に各家にこの「だるま」を配り祝う行事があり、その頃はこれを「福女」「起き上がり」等と呼んだ。1月2日の未明、祝人(ホギト)が来て「やぁーおきあがり、おきあがり」と声を掛けながら、玄関や戸口に起き上がりこぼしを置いていく。祝人にはご祝儀を渡し、起き上がりは神棚や酒樽の上に飾ったとされる。
現在作られている「姫だるま」は高さ7〜50センチの8種類。従来は「竹田の起き上がり」等と呼んでいたものを1956年から「姫だるま」と名付けられた。女のだるまは全国でも珍しく、人気を集めている。
現在作られている「姫だるま」は高さ7〜50センチの8種類。従来は「竹田の起き上がり」等と呼んでいたものを1956年から「姫だるま」と名付けられた。女のだるまは全国でも珍しく、人気を集めている。
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