泉山磁石場 Izumiyama-jisekiba Izumiyama Kaolin Deposit
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えぐりとられたような奇形を残すこの山は、約400年前陶工初代「季参平」という人物が陶石を発見し採掘した跡である。昭和55年、国の史跡として指定される。
有田の泉山で磁器の原料となる磁石が発見された後、有田で日本初の磁器が焼かれ世にお披露目することとなった。江戸時代を通して、陶石は皿山代官所によって厳しく管理される。
しかし明治時代には、山を一つ削り取ってしまう。更に掘り下げた結果、まだ埋蔵量は確認できたものの、廃水の不備や熊本県の天草陶石の使用が多くなり、時代の流れとともに、採掘量は減少。近年まで、タイル用の土に利用されていたが、現在は休鉱中である。
採掘跡の中央部分は広場になっている。崖の頂上は、岩肌の白さを引き立てるかのごとく青々とした松が生い茂る。
有田の泉山で磁器の原料となる磁石が発見された後、有田で日本初の磁器が焼かれ世にお披露目することとなった。江戸時代を通して、陶石は皿山代官所によって厳しく管理される。
しかし明治時代には、山を一つ削り取ってしまう。更に掘り下げた結果、まだ埋蔵量は確認できたものの、廃水の不備や熊本県の天草陶石の使用が多くなり、時代の流れとともに、採掘量は減少。近年まで、タイル用の土に利用されていたが、現在は休鉱中である。
採掘跡の中央部分は広場になっている。崖の頂上は、岩肌の白さを引き立てるかのごとく青々とした松が生い茂る。
- 住所
- 844-0011佐賀県西松浦郡有田町岩谷川内2-8-1
- 名前
- 有田町役場 商工観光課
- 電話
- 0955-43-2101