苗木城(霞ヶ城) Naeki-jou(Kasumiga-jou)
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苗木城(なえきじょう)は、標高四三三メートルある高森山に築かれた山城である。木曽川のすぐ北側に位置しており、川の南側には中山道、北側には飛騨路が通っており、交通の要衝にある。木曽川を天然の堀とし、突出した岩山を巧みに利用した城である。
また、島崎藤村の「夜明け前」の舞台となった岩村城の支城として知られ、岩村城を「霧ヶ城」と呼ぶのに対し、苗木城は「霞ヶ城」と呼ばれている。
この城は、天文元(1532)年、美濃岩村城主であった遠山景前(とおやまかげさき)の弟・遠山直廉(とおやまなおかど)が築城したと伝えられている。本丸や二の丸、三の丸に多くの遺構を残し、中でも天然の大岩を取り入れた石垣は、一見の価値がある。
ここからの眺望は素晴らしく、正面にはかつての中仙道中津川の宿場町が広がり、その後には標高二一九一メートルの恵那山が高くそびえている。
昭和五六(1981)年に国の史跡として指定されている。
また、島崎藤村の「夜明け前」の舞台となった岩村城の支城として知られ、岩村城を「霧ヶ城」と呼ぶのに対し、苗木城は「霞ヶ城」と呼ばれている。
この城は、天文元(1532)年、美濃岩村城主であった遠山景前(とおやまかげさき)の弟・遠山直廉(とおやまなおかど)が築城したと伝えられている。本丸や二の丸、三の丸に多くの遺構を残し、中でも天然の大岩を取り入れた石垣は、一見の価値がある。
ここからの眺望は素晴らしく、正面にはかつての中仙道中津川の宿場町が広がり、その後には標高二一九一メートルの恵那山が高くそびえている。
昭和五六(1981)年に国の史跡として指定されている。
- 住所
- 508-0101 岐阜県中津川市苗木2799-2
- 名前
- 苗木城