竹打ち Take-uchi
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この行事は、六郷町民の男たちを南軍と北軍の二手に分け、秋田諏訪宮前の「カマクラ畑」でヘルメットをかぶって互いに青竹で叩き合うというもの。一人二〜三本用意した青竹を、割れれば新しいものと取り替えて打ち合う。竹はわざわざ岩手や宮城から、この日のために仕入れるのだという。
三回行われる決戦の結果、南軍が勝てば米の値があがり、北軍が勝てば豊作なのだと言い伝えられている。
二月一一日の「蔵開き」から始まり、吉書ないし書初めの意味の「天筆」、ドンド焼きとも言われる「天筆焼き」、青竹で打ち合う「竹打ち」と続き、「鳥追い」で終わる一連の行事を総称して「六郷のカマクラ」と呼んでいた。
これらの行事のうちで、最も激しく勇壮なのが、一五日の夜、「鳥追い」の直前に行なわれる「竹打ち」であり、現在、秋田南東部の六郷では「カマクラ」と言えばこの「竹打ち」を指すようになっている。昭和五七(1982)年、国の重要無形民俗文化財に指定された。
三回行われる決戦の結果、南軍が勝てば米の値があがり、北軍が勝てば豊作なのだと言い伝えられている。
二月一一日の「蔵開き」から始まり、吉書ないし書初めの意味の「天筆」、ドンド焼きとも言われる「天筆焼き」、青竹で打ち合う「竹打ち」と続き、「鳥追い」で終わる一連の行事を総称して「六郷のカマクラ」と呼んでいた。
これらの行事のうちで、最も激しく勇壮なのが、一五日の夜、「鳥追い」の直前に行なわれる「竹打ち」であり、現在、秋田南東部の六郷では「カマクラ」と言えばこの「竹打ち」を指すようになっている。昭和五七(1982)年、国の重要無形民俗文化財に指定された。
- 住所
- 019-1404 秋田県仙北郡六郷町六郷字本道町19
- 名前
- 秋田諏訪宮