NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/11/22


鳶(トビ) Tobi 

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 鳶(とび)は、タカ目タカ科に属する鳥類の一種である。別名、トンビとも言う。
 ほとんど羽ばたかずに尾羽で巧みに舵をとり、上昇気流に乗って輪を描くように上空へ舞い上がる様や、「ピーヒョロロロロ・・・」という鳴き声はよく知られている。
 日本では最も身近な猛禽類であり、羽を広げると1m以上はあり、爪も鋭い。
 尾が、他のワシ・タカ類は扇型なのに対し、鳶は三味線のバチ形をしているので、飛んでいる時でも見間違える事は少ない。
 体色は褐色と白のまだら模様で、眼の周囲が黒褐色になっている。
 郊外に生息する個体は主に動物の死骸やカエル、トカゲ、ヘビ、魚などの小動物を捕食し、都市部では生ゴミなども食べる。
 鳶は、カラスや雀などと共に、日本中どこででも見かける、身近な鳥である。
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2007/10/11


高茂岬 Koumo-misaki 

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 高茂岬(こうもみさき)は愛媛県南宇和郡愛南町にある愛媛最南端、西海半島の西南端の断崖、豊後水道(ぶんごすいどう)に突きだした岬である。
 岬はリアス式海岸特有の、百メートルを越える男性的な断崖が連なり、岩礁に黒潮の波が砕け散る様は豪快且つ、心が洗われる思いである。一帯は足摺宇和海国立公園に属している。
 岬には遊歩道が整備されており、天気のよい日には九州が遠望でき、地平線に沈んでいく夕陽の美しい岬としても有名である。
 また、あたりには亜熱帯植物も多く生息し、秋には美しい野地菊が咲き乱れ、ススキが一面に広がる風景も展望できるなど緑に恵まれた岬である。
 また、小型の鷹の群生地としても有名で、秋の澄んだ空に群舞する鷹の姿は見ものである。
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2007/9/26


巌門 Ganmon Ganmon Cave

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 能登半島の景勝地能登金剛のほぼ真ん中に位置する貫通洞門。
 そびえ立つ岩山に老松が茂る断崖を、日本海の荒波が削り、洞門を作り上げた。洞門の高さ一五メートル、幅六メートル、奥行きは六〇メートルある。小さな船であれば通過可能。
 伝説もいくつか残るが、有名なものは義経伝説。奥州に渡るとき、この洞門に隠れたと伝えられてている。
付近には、厳門と同じように奇岩の見るべきものが多い。
 厳門の南には、義経主従が碁を楽しんだと伝えられる碁盤島、厳門を中心に鷹の巣があったとされる高さ二七メートルの鷹の巣岩、高さ二七メートルの吹き上げの滝、千畳敷岩などがある。
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2007/8/17


松原英俊 MatsubaraHidetoshi Hidetoshi Matsubara

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 国内最大級の猛禽類であるクマタカとイヌワシを使って実猟ができる鷹匠の「最後の後継者」と呼ばれているのが松原英俊だ。
 1950年、青森市生まれ。慶應義塾大学文学部東洋史学科卒業後、「自然の中で暮らしたい。どうしても鷹匠になりたい」という思いから、山形県真室川町の鷹匠故沓沢朝治さんに弟子入り。1年後に独立。真室川町の山岳地帯にある山小屋に移り住み、鷹とともに8年間自給自足に近い生活を送った後、山形県朝日村の山小屋で6年間過ごす。1996年、家族とともに山を下り、鶴岡市田麦俣に移住。現在も現役の鷹匠としてクマタカとイヌワシを使って実猟を続けている。ただし鷹狩りは冬期間(12月下旬~3月中旬)に限定されるため、春から秋にかけては月山や朝日連峰、飯豊連峰の山岳ガイドとして活動中。講演やネイチャースクールの講師も務める。
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