NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/1/30


黒川岬 Kurokawa-misaki 

Jp

 黒川岬(くろかわみさき)は、鹿児島県姶良郡加治木町から錦江湾(きんこうわん)に向かって突出した岬で、錦江湾をたたえた桜島の雄姿を望める名スポットである。
 湾奥になるため海面は静かで、沢山の小魚が泳いでいる様子を楽しむ事ができる。またシーカヤックでこの周辺を通過するとイルカと遭遇する事もあるという。
 朝鮮の役の際、陣僧として名将・島津義弘に仕えた鳳山が、晩年にこの地で「鳳山軒」という庵を結んで過ごした。第一八代藩主・島津家久は度々この庵を訪れ、黒川山に咲いた花々が鏡面のような波に映り込んだ様子を錦に例えて「浪のおり・かくる錦は磯山の・梢にさらす花の色かな」と詠み、ここから鹿児島湾の別称・錦江湾の名が起こったと言われている。
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2006/12/20


能取岬 Notoro-misaki Notoro Cape

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 北海道網走市にある、オホーツク海に突き出した岬。
 能取と書いて、「ノトロ」と読む。その由来は、アイヌ語の「ノッ・オロ(岬のところ)」がなまったものだ。
 厳冬になると、岬には流氷が流れ着き、海一面を覆う。
 岩礁帯には愛嬌者のゴマフアザラシが、姿を見せる。沖ではイルカがジャンプする場面に出会える。
 近くの「オジロの滝」では、高さ40メートルから流れ落ちる姿のままの氷滝となり、時間がそこだけ止まっている。
 夏は見渡す限り、360度の草原が広がり、放牧された牛が、人懐っこく近寄ってくる。まるで緑のじゅうたんのようで、オホーツク海の青のじゅうたんとのコンストラストが自然のキャンパスの偉大さを感じさせる。
 能取岬は網走国定公園に指定されている。
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