道祖神 Dousojin Dousoshin Deity
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道祖神(どうそじん、あるいはどうそしん)は、日本において古来より信仰されてきた神である。
主に、集落の境や村内と村外の境界、道の辻や三叉路の脇に立てられている。
中国から日本に伝来し、その周辺の守り神として、また、子孫繁栄や交通安全の神として信仰され、元々日本にあった民間信仰の神である岐(ちまた)の神と習合。さらに地蔵菩薩が伝えられると、地蔵信仰とも習合し、日本全国に広まっていくこととなった。
その形は様々で、よく見られるものとしては自然の石をそのまま祀ったものや、その表面に碑文を刻んで石碑とした文字道祖神、男女一対の像が刻まれた双体道祖神、道教に由来する庚申信仰を元にし、青面金剛(しょうめんこんごう)が彫られた庚申塔などがある。
元々が決まった形があるわけではないので、地方色やそれを立てた個人色の強いユニークな形が刻まれているものが多いのも特徴であり、全国には九千基を越す道祖神が立てられているといわれ、まさに日本における八百万の神の代表格とも言える存在である。
主に、集落の境や村内と村外の境界、道の辻や三叉路の脇に立てられている。
中国から日本に伝来し、その周辺の守り神として、また、子孫繁栄や交通安全の神として信仰され、元々日本にあった民間信仰の神である岐(ちまた)の神と習合。さらに地蔵菩薩が伝えられると、地蔵信仰とも習合し、日本全国に広まっていくこととなった。
その形は様々で、よく見られるものとしては自然の石をそのまま祀ったものや、その表面に碑文を刻んで石碑とした文字道祖神、男女一対の像が刻まれた双体道祖神、道教に由来する庚申信仰を元にし、青面金剛(しょうめんこんごう)が彫られた庚申塔などがある。
元々が決まった形があるわけではないので、地方色やそれを立てた個人色の強いユニークな形が刻まれているものが多いのも特徴であり、全国には九千基を越す道祖神が立てられているといわれ、まさに日本における八百万の神の代表格とも言える存在である。
- 名前
- 道祖神