旧日野宿本陣 Kyu-hinojuku-honjin Old Hinojuku Honjin
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旧日野宿本陣(きゅうひのじゅくほんじん)は都内に唯一残る本陣建物である。
嘉永二(1849)年、正月の大火で焼失してしまったため、現在の建物は、日野本郷名主・日野宿問屋役の佐藤彦五郎が十年の歳月を費やして文久三(1863)年に上棟し、翌元治元(1864)年一二月から本陣兼自宅として使用したものである。
大火をきっかけに自衛を痛感した彦五郎は、総合武術である天然理心流に入門、その後免許皆伝し自宅に道場も開いた。
のちの新選組局長・近藤勇や一番組隊長沖田総司らが京に向かう前に稽古場として利用していた道場である。のちの新撰組副長・土方歳三の写真や遺品を義兄である佐藤彦五郎に届けた市村鉄之助が二年あまりかくまわれていた部屋なども残されている。
本陣であること以外に道場でも名をはせる、たくさんの歴史とその重みをもった場所である。
嘉永二(1849)年、正月の大火で焼失してしまったため、現在の建物は、日野本郷名主・日野宿問屋役の佐藤彦五郎が十年の歳月を費やして文久三(1863)年に上棟し、翌元治元(1864)年一二月から本陣兼自宅として使用したものである。
大火をきっかけに自衛を痛感した彦五郎は、総合武術である天然理心流に入門、その後免許皆伝し自宅に道場も開いた。
のちの新選組局長・近藤勇や一番組隊長沖田総司らが京に向かう前に稽古場として利用していた道場である。のちの新撰組副長・土方歳三の写真や遺品を義兄である佐藤彦五郎に届けた市村鉄之助が二年あまりかくまわれていた部屋なども残されている。
本陣であること以外に道場でも名をはせる、たくさんの歴史とその重みをもった場所である。
- 住所
- 191-0011 東京都日野市日野本町2-15-9
- 名前
- 旧日野宿本陣
- 電話
- 042-586-8808