高山茶筌 Takayama-chasen Takayama Chasen (Tea Whisks)
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「茶筌(ちゃせん)」とは、抹茶をたてる時、泡をたてたり、練ったりするのに用いる竹製の具。10センチほどの竹筒の半分以上を細く割って穂にしたものである。
奈良県高山地区は、茶筌の全国シェア90%を占める茶筌の里として知られている。歴史は古く、室町時代中期、高山領主の子息が茶道の創始者でもある村田珠光の依頼によって作ったのがはじまりだという。
その後、千利休を頂点とする茶道の興隆によって生産が拡大された。昔から親が子のひとりを選んで製法を伝える「一子相伝」の伝統を貫いている。
お茶筌も流派や用途によって、その味わいを異なえるものであって、竹の種類、穂の形、穂数などの違いで約120余種を数えるそうだ。
昭和50年には、経済産業大臣指定伝統的工芸品「高山茶筌」の指定を受け、日本の茶道文化の一翼を担い続けている。
奈良県高山地区は、茶筌の全国シェア90%を占める茶筌の里として知られている。歴史は古く、室町時代中期、高山領主の子息が茶道の創始者でもある村田珠光の依頼によって作ったのがはじまりだという。
その後、千利休を頂点とする茶道の興隆によって生産が拡大された。昔から親が子のひとりを選んで製法を伝える「一子相伝」の伝統を貫いている。
お茶筌も流派や用途によって、その味わいを異なえるものであって、竹の種類、穂の形、穂数などの違いで約120余種を数えるそうだ。
昭和50年には、経済産業大臣指定伝統的工芸品「高山茶筌」の指定を受け、日本の茶道文化の一翼を担い続けている。
- 住所
- 630-0101 奈良県生駒市高山町 6439-3
- 名前
- 高山茶筌生産協同組合
- 電話
- 0742-78-0034