NIPPON Kichi - 日本吉

2006/12/20

柴又帝釈天 Shibamata-taishakuten Shibamata Taishakuten Temple

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 東京都葛飾区にある日蓮宗の寺。正式には経栄山題経寺と呼ぶ。
 江戸初期に開創された。のちに帝釈天が信仰を集めるようになり、柴又帝釈天の名が有名になる。
 9世住職亨貞院日敬が、宗祖日蓮が自ら刻んだといわれる帝釈天の板本尊が行方不明であったのを、この寺で見つけた。
 天明の大飢饉の時、日敬は苦しむ人々の助けとなるべく板本尊を背負い、江戸の町を歩いたことから、
帝釈天の信仰が広まった。
 帝釈堂の内外には、たくさんの木像が彫られている。胴羽目彫刻と呼ばれる十枚の作品は法華経の説話から選び出され彫られたもので、大正末期から数十年の歳月をかけ完成された大作である。
 近代以降、夏目漱石の「彼岸過迄」他多くの文芸作品に登場する。
また、映画「男はつらいよ」が放映されるころには、寅さんこと車虎次郎ゆかりの地として知られていくようになった。

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住所
125-0052 東京都葛飾区柴又7丁目10番3号
名前
帝釈天 題経寺
電話
03-3657-2886
HP
http://www.taishakuten.or.jp/index2.html




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