母公堂 Hahakodou Hahakodo
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母公堂(ははこどう)は、奈良県吉野郡天川村洞川にある高野山真言宗の寺院である。本尊は、白専女(役小角の母親)とされる。
その昔、大峰山で修行に励む役小角を案じた小角の母親が、麓の町・洞川に住む小角の弟子を伴い、大峰山に登ろうとした。
谷にさしかかった所、大蛇がいて危険だったので、あきらめて里に引き返し、庵を結び、山に手を合わせて小角の無事を祈った。
すると、光の中から阿弥陀如来が現れ、「小角の修行を妨げてはいけない。小角が下山するまで里で待て」と告げたという。
以来、谷は蛇ケ谷と呼ばれ、女人禁制の結界口と定められた。里の者は庵跡に堂宇を建立し、母公堂と呼ぶようになったという。
母公堂には今でも「女人結界」と彫られた石碑が建っている。
母公堂は、女人禁制とされる山の麓に建つ、安産の寺院である。
その昔、大峰山で修行に励む役小角を案じた小角の母親が、麓の町・洞川に住む小角の弟子を伴い、大峰山に登ろうとした。
谷にさしかかった所、大蛇がいて危険だったので、あきらめて里に引き返し、庵を結び、山に手を合わせて小角の無事を祈った。
すると、光の中から阿弥陀如来が現れ、「小角の修行を妨げてはいけない。小角が下山するまで里で待て」と告げたという。
以来、谷は蛇ケ谷と呼ばれ、女人禁制の結界口と定められた。里の者は庵跡に堂宇を建立し、母公堂と呼ぶようになったという。
母公堂には今でも「女人結界」と彫られた石碑が建っている。
母公堂は、女人禁制とされる山の麓に建つ、安産の寺院である。
- 住所
- 638-0431奈良県吉野郡天川村洞川
- 名前
- 母公堂