養蚕民家 Yousan-minka
|
あまり知られていない事だが、北海道の東旭川町は、明治末期から大正初期にかけて全道屈指の養蚕地区として知られていた。この頃の養蚕民家(ようさんみんか)を復元したのが、東旭川町瑞穂にある「旧松浦家住宅」である。
開墾前から野生の桑が多く生息し、養蚕に適していた東旭川町。明治三十四(1901)年頃から、養蚕が盛んであった福島県大田村周辺から団体入植が行われ、副業として大きく発展した。最盛期の大正八(1919)年には310戸にも及んだという。
旧松浦家住宅は現存する唯一の養蚕民家であり、郷里福島の養蚕民家を模して復元されたものである。
茅葺の屋根は「片あずま」と呼ばれる大胆なデザインで、寄棟屋根の一部を切り落とし、そこに開口部を設けた造りとなっている。
開墾前から野生の桑が多く生息し、養蚕に適していた東旭川町。明治三十四(1901)年頃から、養蚕が盛んであった福島県大田村周辺から団体入植が行われ、副業として大きく発展した。最盛期の大正八(1919)年には310戸にも及んだという。
旧松浦家住宅は現存する唯一の養蚕民家であり、郷里福島の養蚕民家を模して復元されたものである。
茅葺の屋根は「片あずま」と呼ばれる大胆なデザインで、寄棟屋根の一部を切り落とし、そこに開口部を設けた造りとなっている。
- 住所
- 070-0000 北海道旭川市東旭川町瑞穂338
- 名前
- 養蚕民家