NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/9/26


轟九十九滝 Todoroki-kujuuku-taki 

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 轟九十九滝(とどろきくじゅうくたき)は、徳島県海部郡海陽町平井の轟神社の周囲に点在する滝の総称である。日本の滝百選のひとつに選ばれている。
 海部川の支流で王餘魚谷川(かれいたにがわ)水域にある大小様々な滝群で、落差58m、幅5mの轟の滝・本滝が代表とされる。
 他に、落差15m弱の分岐瀑である二重の滝、落差約15mの男性的な横見の滝、落差約15mの丸渕滝、木材ながしの兄弟伝説が残る大烏小烏滝、春には山桜が咲き乱れる三十三才滝、落差15m弱ながら迫力ある鍋割りの滝、落差15mの船形滝、落差18mの鳥返の滝などが存在している。
 本滝は落差を測ってはいけないという伝説があり、それが一層神秘性を感じさせる。また、本滝上流では8つの滝を巡る「轟九十九滝めぐり」が整備されている。
 轟九十九滝は、轟々と水音とどろく雄大な瀑布群である。
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2008/7/16


天滝 Ten-daki 

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 天滝(てんだき)は、兵庫県養父市大屋町筏にある落差98mの滝である。日本の滝百選のひとつに選ばれている。
 兵庫県最高峰である標高1509mの氷ノ山(ひょうのせん)を源とする渓流・天滝川に刻まれた氷ノ山後山那岐山国定公園内の天滝渓谷にある。
 名前の通り天から降るように落ちる水が荘厳で力強い。滝の中腹にまで近づく事が出来、いろいろな角度から楽しめる。
 渓谷沿いの遊歩道には落差100mの糸滝や鼓ヶ滝など大小7つの滝があるが、いずれの滝も天滝の引き立て役となる程、天滝の姿には迫力がある。
 弘法大師所縁とする伝承が残り、「大和長谷寺縁起」や「役の行者本記」などにもその名を残している。
 天滝は、大きな落差を誇る、荘厳な瀑布である。
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2008/6/20


滑川の大滝 Namekawa-no-ootaki 

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 滑川の大滝(なめかわのおおたき)は、山形県米沢市大沢にある、落差80m、幅20mの滝である。日本の滝百選の一つとされている。
 吾妻連邦、標高1928mの東大てんから流れ出た、米沢市の南東、大沢川の滑川温泉先にあり、滑川温泉から20分ほど歩くと滝を眺望できる展望台に行き着く。
 吾妻3大滝のひとつとされ、吾妻連邦最大の滝で、尾根から岩を滑るような流れは素晴らしい。
 高さ・水量の多さは荒々しさを与え、滝口から岩肌に筋をつけながら、滑らかに削られた岩肌を複雑に裾広がりに伝い落ちてゆく滝の姿は、まるで天女の羽衣を連想させ、流れ落ちていく流水の見事な調和は、美しさを感じさせてくれる。
 冬には積雪があり、余程の冬山のベテランでないと近づけないという。
 滑川の大滝は、秋には紅葉も美しい見応えある瀑布である。
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2008/6/16


幸兵衛滝 Koubee-daki 

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 幸兵衛滝(こうべえだき)は、秋田県北秋田市阿仁にある、落差108mの滝である。
 立又渓谷(たちまたけいこく)の最奥部にあり、幸兵衛滝に辿り着く前に落差38mの一の滝、落差20mの二の滝が存在している。
 一の滝は、垂直の崖を勢いよく滑り落ちている滝で、落差の割に大きな迫力がある。
 二の滝は、さわさわと流れる階段状の優美な滝で、紅葉が素晴らしい。
 幸兵衛滝には滝見台があるが、あまりの大きさに落ち口、滝壺は見えず、まるで普通の川をそのまま斜めにしたような規模を誇る。
 緩い斜面を流れる滝で、白い飛沫は華やかで美しい。
 また、滝の上流にある杉の美林、桃洞・佐渡スギは、国の天然記念物となっている。
 幸兵衛滝は、3つの趣の違う滝を堪能出来る、豊かな瀑布である。
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2008/6/12


中の滝 Naka-no-taki 

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 中の滝(なかのたき)は、奈良県吉野郡上北山村小橡にある、落差250mの大滝である。日本の滝百選のひとつに選ばれている。
 付近は千石嵓の200~300mの断崖があり、人を容易に寄せ付けない厳しさがある。
 滝には近づけないが、約1・7km離れた大台ヶ原の「大蛇ぐら」から、その荘厳な落流を遠望することができる。
 落ち口は見えないが、流れ落ちてくる姿は何処を見ても凄い迫力である。
 周辺は日本一の多雨地帯であり、晴れているように見えても、すぐに雨が降ってくる事もあるので、訪れる者は注意が必要とされる。
 夏には新緑、秋には見事な紅葉が長い滝に彩りを添え、見事な景観を醸し出す。
 中の滝は、日本で4番目に長い落差を持つ雄大な瀑布である。
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2008/6/2


米子大瀑布 Yonago-daibakufu 

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 米子大瀑布(よなごだいばくふ)は、長野と群馬県の県境に位置する日本百名山、四阿山(あずまやさん)を源流とする米子川の北麓の懸崖に並んでかかる二本の滝の総称である。
 滝がかかる絶壁を正面に右に落差85mの不動滝、左に落差75mの権現滝となっている。
 どちらも白い筋をたなびかせて落ちる典型的な直瀑であるが、権現滝は轟音とともに豪快に落ち、不動滝はその落差と水量から途中で散霧するやわらかい霧状の滝になっており、趣を異にする。
 そのイメージからか、夫婦滝にも見られているが、これだけ落差のある滝が二つ並んでいるのは全国的にも珍しい。
 滝の下には「米子のお不動さん」として信仰を集める、日本三大不動尊の一つである米子不動尊が鎮座し、今でも修験道の道場となっている。
 また、滝周辺は信州でも一、二を争う紅葉の名所としても知られており、五月から一一月のシーズンの間、多くの人々が雄大な景観を求めて訪れる滝となっている。
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2007/10/24


北海道 賀老の滝 Hokkaidou Garou-no-taki The Garo Waterfall

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賀老(がろう)の滝は、北海道島牧郡島牧村にある大瀑布。道南の最高峰、標高1520mの狩場山に降る雨を集めて流れる千走(ちはせ)川が作り出した滝で、日本の滝百選にも選ばれている。別名、飛龍とも呼ばれる。
 35mの幅をもち、70mの高さから一気に水が流れる豪快な滝だ。これほど大きい滝なのに、滝つぼがなく、水は直接滝下の大岩にぶつかり、周囲一面にダイナミックに水しぶきを飛ばす。
 滝つぼについては「お宝伝説」が残る。松前藩が国替えの際に金銀財宝を幕府に没収されるのを恐れて滝つぼに埋めたために滝つぼがなくなった、というものだ。
 滝の近くには、川の縁の岩の割れ目から「ドラゴンウォーター」(竜神様の御神水)と名づけられた炭酸水が湧き出ている場所もあるそうだ。
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2007/10/18


オシンコシンの滝 Oshinkoshinno-taki 

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 北海道斜里郡斜里町を流れるチャラッセナイ川の河口付近にある、知床半島最大の滝が、オシンコシンの滝である。
 知床半島中央部に位置する遠音別岳西側斜面を源流としている。「日本の滝百選」にも選ばれた。
 名前の由来は、アイヌ語の「オ・シュンク・ウシ・イ」が訛ったもので、「川尻にエゾ松が群生するところ」という意味から転じたもの。
 知床八景のひとつい挙げられ、緩やかな傾斜の岸壁をオホーツク海に向かって流れる勇壮な大瀑布は、迫力があり、途中から流れがふたつに分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれている。
 滝の上にある展望台からはオホーツク海や知床連山を一望でき、特に流氷の時期は、見渡す限り白い海原が広がり、息を飲むほど美しい眺めを見ることができる。
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