至仏山 Shibutsu-yama
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至仏山(しぶつやま)は、群馬県北東部、尾瀬ヶ原の西に位置する標高2228メートルの山で、尾瀬ヶ原をはさんで北東の燧ヶ岳(ひうちがたけ)と向きあい、尾瀬の景勝をつかさどる背景の山として知られる。
尾瀬国立公園に属し、深田久弥の著書『日本百名山』のひとつに選ばれている。
高山植物が多種生育しており、ジョウシュウアズマギクやオゼソウといったここでしか見られない固有種もある。さらに紅葉の季節には、優美な色調と点在する岩石とのコントラストがみごとな眺めをつくりだす山である。
明治の中頃、地形図を作成するために訪れていた陸軍測量部の役人が、至仏山を指して「あれは何と言うのだ?」と聞いたところ、土地の人は「あれは渋沢(しぶっつあ)です」と答えた。渋沢とは、現在の登山道のことで、渋柿のような茶褐色をしているので、そのように呼んでいたが、これを測量部の役人は山の名前と思い、「至仏山」と記したのがその名前の由来とされている。
尾瀬国立公園に属し、深田久弥の著書『日本百名山』のひとつに選ばれている。
高山植物が多種生育しており、ジョウシュウアズマギクやオゼソウといったここでしか見られない固有種もある。さらに紅葉の季節には、優美な色調と点在する岩石とのコントラストがみごとな眺めをつくりだす山である。
明治の中頃、地形図を作成するために訪れていた陸軍測量部の役人が、至仏山を指して「あれは何と言うのだ?」と聞いたところ、土地の人は「あれは渋沢(しぶっつあ)です」と答えた。渋沢とは、現在の登山道のことで、渋柿のような茶褐色をしているので、そのように呼んでいたが、これを測量部の役人は山の名前と思い、「至仏山」と記したのがその名前の由来とされている。
- 住所
- 378-0400 群馬県利根郡片品村
- 名前
- 至仏山