名草神社 三重塔 Nagusa-jinja Sanjuu-no-tou
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兵庫県北部。養父市と香美町の境界に聳える標高一一三九mの妙見山。その山の中腹、標高約八〇〇mのところに平安時代創建の「名草神社」がある。
神社の参道を上ると樹齢三〇〇年近くの杉の木立の奥に、高さ二四・一mの鮮やかな朱色に彩られた三重塔が現れる。
この三重塔は、もともと大永七(1527)年、出雲大社に建立されたとされる。出雲大社本殿の柱に、妙見山の杉が使われたことの返礼として、寛文五(1655)年にこの地に運ばれてきたという。
三百年以上の昔、二〇〇km以上離れた場所から、どのように日本海を渡り運ばれ、運び上げられたのか。先人達の知恵と力には感服させられる。
神社の参道を上ると樹齢三〇〇年近くの杉の木立の奥に、高さ二四・一mの鮮やかな朱色に彩られた三重塔が現れる。
この三重塔は、もともと大永七(1527)年、出雲大社に建立されたとされる。出雲大社本殿の柱に、妙見山の杉が使われたことの返礼として、寛文五(1655)年にこの地に運ばれてきたという。
三百年以上の昔、二〇〇km以上離れた場所から、どのように日本海を渡り運ばれ、運び上げられたのか。先人達の知恵と力には感服させられる。
- 住所
- 667-0051 兵庫県養父市八鹿町石原1755-6
- 名前
- 名草神社 三重塔