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2008/2/1


風蓮湖湿原 Fuuren-ko-shitsugen Furen-ko Wetland

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 風蓮湖(ふうれんこ)は、別海町と根室市にまたがる周囲96kmの、海水と淡水が入り交じる大きな汽水湖である。この風蓮湖に注ぐ風蓮川下流に広がっているのが、風蓮湖湿原である。
 風蓮湖は、根室湾の沿岸流によって運ばれて作られた砂州によって風蓮川の水が堰きとめられてできた湖で、直接に根室湾に接しているため、風蓮湖河口近くには、大規模な塩湿地が発達している。
 ここは、オオハクチョウやヒシクイ、シギなど、多くの渡り鳥の飛来地や中継地となっており、また、オジロワシやオオワシ、シマフクロウ、タンチョウなど希少鳥類をはじめとする三〇〇種類近くの鳥類が観察できるという。
 2005年には、鳥獣保護区特別保護地区としてラムサール条約に登録され、大切に保護されている。
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2007/1/23


伊勢神宮内宮 Isejinguu-Naiku Ise Jingu Inner Shrine

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 伊勢神宮内宮とは、三重県伊勢市にある伊勢神宮の皇大神宮の事である。祭神は日本の総氏神である天照大神(あまてらすおおみかみ)。ご神体として、三種の神器の一つ、八咫鏡(やたのかがみ)を所持している。
 伊勢神宮は正式には「神宮」であり、全神社本庁の本宗とされる。神道の神社では別格とされ、格付けはされない。
 皇大神宮の内宮に対して、豊受大神宮を外宮(げくう)と呼ぶ。外宮は豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祭る。広くは、別宮、摂社、末社、所管社を含めた一連の社宮を神宮と総称する。
 幅の広い参道には玉砂利が敷きつめられ、樹齢数百年という杉が回りを囲む。神苑は約93万平方mあり、神路山の麓、五十鈴川の右岸に位置する。
 伝説の時代から続く神宮は、まさに現代に残る神域である。
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2007/1/17


瑞龍寺 Zuiryuji Zuiryu-ji Temple

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 端龍寺(ずいりゅうじ)は富山県高岡市に位置し、江戸初期の禅宗寺院建築として高い評価を得ている寺だ。回廊式禅宗伽藍は全国一、と誉れ高い。
 加賀二代藩主前田利長の菩提を弔うために、三代藩主利常により建立された。17世紀、利長は当時「開野」と呼ばれていた荒野に城を築き、近郊より町人、商人を集めて町立てをし、職人を呼び寄せるなどして一代で百二十万石の財力を築き上げた。
 利長の義弟、加賀藩三代目藩主の利常は百二十万石を譲り受けたことに恩義を感じ、時の名工山上善右衛門嘉広をして七堂伽藍を完備した端龍寺を開山したのだった。
 約20年もの月日をかけて造営、壮大な伽藍は豪壮にして典雅な美しさを持ち、見る者を圧倒する。現在では仏殿、法堂、山門が国宝に、総門、禅堂、高廊下、回廊、大茶道が重要文化財に指定されている。
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2007/1/6


出雲大社 Izumoooyashiro Izumo Shrine

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 御祭神(大國主大神・だいこくさま)は、古くから福の神、平和の神、縁結びの神、農耕の神、医薬の神として慕われている。
 境内には神から幸を授かるという意味の「神姑殿」と呼ばれる建物がある。2階建てに作られ、1階の宝物殿には神の軌跡を証明する出雲大社の宝物が展示されている。
 国宝に指定されている御本殿は、現在高さ24メートルだが、古代の御本殿は今の2倍の48メートルという巨大建築物であったといわれる。近年の発掘でそれを証明する巨大な柱が境内から発見された。
 2007年3月10日には出雲大社の東隣に「島根県立古代出雲歴史博物館」が開館し、古代本殿の柱が展示される。
 正月三が日には60万人もの参拝客で賑わう。
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