NIPPON Kichi - 日本吉

2006/12/15

伊万里・有田焼 Imari-Aritayaki Imari-Arita Ware

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 有田焼は、「伊万里焼」とも呼ばれる佐賀県有田町を中心に焼かれる磁器である。厚さが薄くて軽く、雅な絵柄が美しいのが特長だ。
 歴史は江戸時代初期、1604年に遡る。朝鮮の陶工・李参平が有田の泉山に良質の白磁鉱を発見し、上白川天狗谷に窯を築いて磁器を焼き始めたのが始まりである。。以来、鍋島藩の強い保護のもと、有田焼は御用焼として発展し続け、その技術を磨いてきた。日本各地からは、陶磁器を学びに多くの陶工たちが集まり、こうして有田焼は全国にその名を馳せることになったのである。
 伊万里・有田焼の特長である美しい色絵が生まれるまでには、下絵付け・線描き、、下絵付け濃み(だみ)、釉掛け、本焼き、上絵付けなどの丹念な工程が施される。いずれも熟練した技が必要だ。400年かけて培われた匠の美意識が鮮やかに発揮される一瞬である

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伊万里・有田焼




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