NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/8/7


江戸小紋 Edo-komon 

Jp

 江戸小紋(えどこもん)は、日本な伝わる着物の種類のひとつである。
 小紋は、全体に細かい模様が入っている着物で、訪問着、付け下げ等が肩の方が上になるように模様付けされているのに対し、小紋は上下の方向に関係なく模様が入っている。
 江戸小紋は、江戸時代、将軍家を筆頭に各藩が競って特定柄を定めシンボルとした時に、諸大名が着用した裃の模様付けが発祥で、礼装、正装にも使用出来る。
 型紙を使って染めるのが特徴であるが、この型紙は江戸で作ることが出来ず、もっぱら伊勢に注文していた。
 遠目には無地、近づくと浮かび上がる繊細な柄が特徴で、間近に見るとしなやかで美しい。
 そのなかでも、「鮫」「通し」「行儀」は小紋三役といわれ、他の柄とは別格に扱われている。
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2007/1/12


東京染小紋 Toukyousomekomon Tokyo Dyed Komon

Jp En

東京染小紋は、東京にて染められた微妙な幾何学模様の、粋で格調高い染物である。
 江戸で広く小紋が染められるようになったのは、江戸時代になってからである。
 初めは武士だけの裃小紋だったが、江戸時代中期には町人文化の自由で粋な感覚を受け、庶民の間でも親しまれ、発展した。
 小紋とは、型染の文様の種類で、細かい模様染めの事である。旗指物や天幕等の「大紋」、浴衣や手拭い等の「中紋」がある。
 小紋染めの着物は遠目には柄が無いように見えるが、近くで見ると微細な幾何学模様である。その模様は裃の柄から鮫柄行儀や通しという代表的な風格と気品に溢れる柄や、身の周りの道具、文字づくし、動物など多彩である。
1974年、経済産業大臣から伝統的工芸品として指定された。
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