鵜殿石仏群 Udono-sekibutugun The Udono Sekibutsu
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鵜殿石仏群は、空海ゆかりの仏像壁画が立ち並ぶ洞窟跡である。佐賀県唐津市に位置している。
文禄3年(1594年)に書かれた鵜殿山平等寺略縁起によれば、大同元年(806年)、弘法大師・空海が唐にて密教を学んだ後帰国した際にこの地へ立ち寄り、ここは「誠に漢土の霊窟にも劣るまじき法地なり」と中央の壁に弥陀、釈迦、観音の3像を彫刻したという。その三像は現存していないが、高さ250メートルの丘陵の中ほどにある岩壁に、南北朝時代の作と推定されている石仏、十一面観音、多聞天、持国天をはじめ江戸時代までに作られた大小60体もの磨崖仏が残る。仏像の表情はいずれも迫力があり、往時の仏教文化を偲ばせてくれる。
文禄3年(1594年)に書かれた鵜殿山平等寺略縁起によれば、大同元年(806年)、弘法大師・空海が唐にて密教を学んだ後帰国した際にこの地へ立ち寄り、ここは「誠に漢土の霊窟にも劣るまじき法地なり」と中央の壁に弥陀、釈迦、観音の3像を彫刻したという。その三像は現存していないが、高さ250メートルの丘陵の中ほどにある岩壁に、南北朝時代の作と推定されている石仏、十一面観音、多聞天、持国天をはじめ江戸時代までに作られた大小60体もの磨崖仏が残る。仏像の表情はいずれも迫力があり、往時の仏教文化を偲ばせてくれる。
- 住所
- 849-3201 佐賀県唐津市相知町相知
- 名前
- 鵜殿石仏群
- HP
- http://www.city.karatsu.lg.jp/kouhou/kankou/k4/f40...