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2007/10/11


高茂岬 Koumo-misaki 

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 高茂岬(こうもみさき)は愛媛県南宇和郡愛南町にある愛媛最南端、西海半島の西南端の断崖、豊後水道(ぶんごすいどう)に突きだした岬である。
 岬はリアス式海岸特有の、百メートルを越える男性的な断崖が連なり、岩礁に黒潮の波が砕け散る様は豪快且つ、心が洗われる思いである。一帯は足摺宇和海国立公園に属している。
 岬には遊歩道が整備されており、天気のよい日には九州が遠望でき、地平線に沈んでいく夕陽の美しい岬としても有名である。
 また、あたりには亜熱帯植物も多く生息し、秋には美しい野地菊が咲き乱れ、ススキが一面に広がる風景も展望できるなど緑に恵まれた岬である。
 また、小型の鷹の群生地としても有名で、秋の澄んだ空に群舞する鷹の姿は見ものである。
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2007/9/10


開聞岳 Kaimon-dake Mt. Kaimondake

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 開聞岳は、鹿児島県の南端にある指宿市に位置する、標高924mの山である。日本百名山の一つに選ばれている。その見事な円錐形から、別名薩摩富士とも言う。
 貞観一六(874)年と仁和元(885)年に大噴火した。この時、山頂に溶岩円頂丘が噴出し、現在、目にしている二段式の山容となった。
 らせん状の登山道が整備され、山頂には枚聞神社奥宮御岳神社があり、山自体が御神体とされる。
 頂上からの眺望は圧巻で、北の霧島、南の屋久島と、鹿児島の観光名所を見渡すことができる。
 裾野では春は菜の花が咲き、秋はハゼが紅葉する。全山、照葉樹林で新緑の頃も綺麗である。
2合目には亜熱帯の自然公園「開聞山麓自然公園」があり、近くには温泉地も存在する。
 開聞岳は、美しい自然と山容を誇る雄山である。
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2007/6/13


宮崎 青島 Miyazaki aoshima Aoshima Island in Miyazaki

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 宮崎県宮崎市青島にある小さな島。鬼の洗濯岩と呼ばれる「波状岩」に囲まれた、周囲約1.5kmの小さな島である。この近辺は日南海岸国定公園に指定されている。宮崎では3本の指に入る観光地である。
 この小さな島には、約5000本を越すビロウ樹があり、20種以上の亜熱帯植物が密生している。日本では特異な植物が集まる自然の宝庫である。
 島内には、1200年前にできたといわれる格式ある青島神社がある。神社の周りはビロウ樹に囲まれているため、まるでジャングルの中にあるような神社である。
 毎年7月初旬に青島海水浴場の海開きがあり、無限とも思える青い空と海とが続くこの海岸にたくさんの人々が訪れている。
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青島神社 Aoshima-jinja Aoshima Shrine

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 宮崎県宮崎市青島にある神社。
 宮崎県では3本の指に入る観光地、周囲約1.5kmの青島にある。
 無限に広がる青い空と海に囲まれた青島は、亜熱帯植物が密生する。その中にある青島神社はまるでジャングルの中にある神社のように見える、また、青島全域を境内地としている。
 青島神社の歴史は1200年以上といわれ、昔から霊地として一般の入島は許されず、聖域として保護されていたので、植物や岩石が自然のまま現存し、岩石が国の天然記念物に指定されている。
 海幸彦山幸彦の日本神話で知られる彦火火出見命(山幸彦)が主祭神である。結婚、縁結び、安産、航海、交通安全のご利益があるといわれる。なお、火照命(海幸彦)は北郷町の潮嶽神社に祀られている。
 青島に密生する青島熱帯植物群生地が天然記念物に指定されている。
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2007/5/21


小笠原諸島 Ogasawara-syotou 

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 日本の首都、東京から南へ下ることおよそ1000km。
 そこに浮かぶ三〇余りの島々が、小笠原諸島である。
 日本においては、この小笠原諸島の一部の島々と、沖縄の一部のみが亜熱帯に分類されている。
 小笠原に赴けば誰しもが体験するかもしれないが、そこはあたかも南洋の島々のような、不思議な高揚感に包まれている。
 透き通るようなエメラルドグリーンの海と、東洋のガラパゴスとも称される小笠原独自の生態系にかこまれ、パスポートを持ってこなかったことを心配しなければならないような気分に一瞬、囚われてしまう。
 しかし紛れもなくそこは日本の固有領土であり、東京都の一部である。
 確かに、過去には不幸な出来事もあった。あの硫黄島も小笠原諸島の一角を成す島だ。
 それらすべてを包み込んで、今もゆっくりとした時間が流れている。もしかしたら、東京よりほんの少しだけ、時間の流れが緩やかなのかもしれない。
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2007/5/8


乱礁遊歩道 Ranshoyuuhodou The Ransho Promenade

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 室戸岬の中岡慎太郎像から室戸青年大師像までの約2.6kmの散策道。
 太平洋の荒波に浸食された奇岩や岩礁が屹立し、ダイナミックな景観を堪能できる。入口付近には、タコの足のように気根が伸びる亜熱帯植物アコウの木(天然記念物)がある。
 弘法大師が灌頂の会式(頭に水を注ぐ密教の儀式。法を受ける時の儀式)をしたと伝えられる灌頂の浜、弘法大師が池の水を加持し衆生の眼病を治したと伝えられる眼洗いの池等、荒磯の小道には、弘法大師ゆかりの名所・史跡が残されている。
 また周辺は夏にはハマユウ、秋にはハマアザミが花咲き、エボシ岩からビシャゴ巌までの区間は奇岩怪石が多数見られ、岩に波がぶつかり砕ける様は圧巻である。
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足摺岬 Ashizurimisaki Cape Ashizuri

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 足摺半島の突端にある四国最南端の岬。標高433mの白皇山を中心とする花崗岩大地が沈隆と隆起をくりかえし、長い歳月をかけてできた。
 太平洋の荒波が激突するため、岩が削り取られ80mの断崖となっている。その上に白亜の灯台がそびえる雄大な眺めは見事で、黒潮の恵みを受け、夏は涼しく冬は0度を切る事が少なく温かい。そのため亜熱帯植物が自生し、天然記念物も多い。
 又、岬一帯は椿の名所でもあり、15万本の椿の遊歩道(椿トンネル)は、シーズンともなると見事な景色になる。豪快にしてダイナミック。熱い国・土佐ならではの自然の雄大さを、実感できる。
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室戸岬 Murotomisaki Cape Muroto

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 高知県東部の室戸市にある太平洋に面する岬。室戸阿南海岸国定公園に指定されている。
 安芸山地が太平洋に落ち込む南端で太平洋に大きく突き出し、紀伊水道と土佐湾を分けている。
 泥岩・砂岩・ハンレイ岩により、海岸段丘や岩礁、奇岩が形成され、冬でも温暖で、亜熱帯植物が繁茂している。
 日本八景としての景勝地としてよく知られており、岬一帯で見られる暖温帯林と海浜植生は学術的価値が極めて高く、アコウやウバメガシ、アオギリ、ナチシダ等は国の天然記念物にも指定されている。
 高知県を代表する観光地の一つで、JR四国の特急「むろと」にもその名が用いられている。
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