夢殿 Yume-dono Yumedono
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「夢殿」は、法隆寺の東院にある伽藍の中心となる八角円堂。行信僧都が、聖徳太子の冥福を祈るために、天平十一(739)年に建てたと言われる。
美しい八角形のかたち、四方に設けられている扉、瓦ぶきの屋根は創建当時の姿をそのままとどめる。
夢殿の名前は、聖徳太子が夢の中で仏に出会ったという伝説から付けられたとも言われている。
厨子に納められた本尊の救世観音像(国宝)は、クスノキの一木造り、漆箔の飛鳥様式の仏で、聖徳太子の等身大像と伝えられる。古くから秘仏として白布に厚く包まれていたため、ほとんど痛みのない保存状態。明治十七(1884)年にアメリカ人フェノロサと岡倉天心により白布が取り払われ、像の全容が明らかになった。毎年春と秋に一般公開される。
美しい八角形のかたち、四方に設けられている扉、瓦ぶきの屋根は創建当時の姿をそのままとどめる。
夢殿の名前は、聖徳太子が夢の中で仏に出会ったという伝説から付けられたとも言われている。
厨子に納められた本尊の救世観音像(国宝)は、クスノキの一木造り、漆箔の飛鳥様式の仏で、聖徳太子の等身大像と伝えられる。古くから秘仏として白布に厚く包まれていたため、ほとんど痛みのない保存状態。明治十七(1884)年にアメリカ人フェノロサと岡倉天心により白布が取り払われ、像の全容が明らかになった。毎年春と秋に一般公開される。
- 住所
- 636-0115 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内
- 名前
- 夢殿