清和文楽 Seiwa-bunraku
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周囲を森林に囲まれた静かな山里、熊本県旧清和村には、江戸時代から受け継がれてきた清和文楽が、今も生きている。昭和54年には熊本県重要無形文化財の指定を受けた。
文楽は、人形と浄瑠璃を組み合わせたお芝居で、義理人情の世界が人形によって生き生きと演じられる人形芝居である。
清和文楽の起源は150余年前、江戸時代末期に遡る。嘉永年間(1848〜1858年)に旅回り一座より伝えられ、無類の浄瑠璃好きの農民たちが農作業の合間に習い覚え、豊作祈願の奉納芝居として演じたのが始まりだという。一時、姿を消しかけた時代もあったが、昭和天皇即位を祝う大典での上演をきっかけに保存会が結成され、伝統芸を大切に守り受け継いでいる。1992年には文楽専用の「清和文楽館」を開設、清和村は今や「文楽の里」として広く親しまれている。
文楽は、人形と浄瑠璃を組み合わせたお芝居で、義理人情の世界が人形によって生き生きと演じられる人形芝居である。
清和文楽の起源は150余年前、江戸時代末期に遡る。嘉永年間(1848〜1858年)に旅回り一座より伝えられ、無類の浄瑠璃好きの農民たちが農作業の合間に習い覚え、豊作祈願の奉納芝居として演じたのが始まりだという。一時、姿を消しかけた時代もあったが、昭和天皇即位を祝う大典での上演をきっかけに保存会が結成され、伝統芸を大切に守り受け継いでいる。1992年には文楽専用の「清和文楽館」を開設、清和村は今や「文楽の里」として広く親しまれている。
- 住所
- 861-3500 熊本県上益城郡山都町大平原口152
- 名前
- 清和文楽館