黒文字 Kuromoji Kuromoji
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黒文字は、古くから茶道の時お菓子をいただく楊枝として使われる、茶の湯の重要な小道具。樹皮の部分を残した楊枝で、クスノキ科の黒文字の樹から採取した枝を削って作る。
主菓子が出されたときに、菓子器に添えられているので、この黒文字を使っていただく。銘々皿のときは菓子楊枝として用いる。菓子を取り分けるときは、菓子箸として用いるのが決まりだ。黒文字は、清清しい香気はもちろんのこと、茶花として可愛い花を愛でることもできる風情ある小道具だ。
黒文字は、茶の湯の「侘び」を演出するのに欠かせない、大切な「脇役」である。
主菓子が出されたときに、菓子器に添えられているので、この黒文字を使っていただく。銘々皿のときは菓子楊枝として用いる。菓子を取り分けるときは、菓子箸として用いるのが決まりだ。黒文字は、清清しい香気はもちろんのこと、茶花として可愛い花を愛でることもできる風情ある小道具だ。
黒文字は、茶の湯の「侘び」を演出するのに欠かせない、大切な「脇役」である。
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