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ろうけつ染め(ろうけつぞめ)は、日本に伝わる衣類の染色法のひとつである。
ロウを防染剤に用いる模様染で、染める布に、熱して液状になったロウで絵や文字を書き、その上でその布を染料で染めると、ロウを塗った部分は染料をはじき染まらない。
一色目の色を残したい部分にロウを塗り、二色目を上から染めていけば、ロウを塗った部分は染料をはじき、一色目の色が残る。
ロウのひび割れや故意的につけた傷等により不規則な線が存在し、その線に沿って染料を流し込む事で模様を作り出したりも出来、最後にロウを全て落とせば完成する。
古くは正倉院宝物に見られる臈纈(ろうけち)と呼ばれたもので、発生はインド・中央アジアなどの説があり、東南アジア・中国などに伝播していったといわれる。
ロウを防染剤に用いる模様染で、染める布に、熱して液状になったロウで絵や文字を書き、その上でその布を染料で染めると、ロウを塗った部分は染料をはじき染まらない。
一色目の色を残したい部分にロウを塗り、二色目を上から染めていけば、ロウを塗った部分は染料をはじき、一色目の色が残る。
ロウのひび割れや故意的につけた傷等により不規則な線が存在し、その線に沿って染料を流し込む事で模様を作り出したりも出来、最後にロウを全て落とせば完成する。
古くは正倉院宝物に見られる臈纈(ろうけち)と呼ばれたもので、発生はインド・中央アジアなどの説があり、東南アジア・中国などに伝播していったといわれる。
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