能面 十六 Noumen Juroku Noh Mask Juroku
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十六(じゅうろく)とは若い武将、平家の公達といった男性を表現する能面の一つである。
嘉応元(1169)年から元暦元(1184)年に生きた平敦盛をモデルとしている。
「十六」という名称の由来は、平家物語に描かれる一ノ谷の戦いで熊谷直実に討れ、十六歳の若さでこの世を去った平敦盛の年齢からつけられたとされている。
若き青年の多感さをかもし出しており、かわいらしいえくぼや、輝かしい瞳、そして女性の面に見られるような上品な雰囲気も特徴である。
能面「童子」が一五夜の月の面と呼ばれるのに対し、一六夜の月の面とも呼ばれる。
平敦盛を描いた「敦盛(あつもり)」で使用されるほかに「朝長(ともなが)」「経正(つねまさ)」等の曲に用いられる。
嘉応元(1169)年から元暦元(1184)年に生きた平敦盛をモデルとしている。
「十六」という名称の由来は、平家物語に描かれる一ノ谷の戦いで熊谷直実に討れ、十六歳の若さでこの世を去った平敦盛の年齢からつけられたとされている。
若き青年の多感さをかもし出しており、かわいらしいえくぼや、輝かしい瞳、そして女性の面に見られるような上品な雰囲気も特徴である。
能面「童子」が一五夜の月の面と呼ばれるのに対し、一六夜の月の面とも呼ばれる。
平敦盛を描いた「敦盛(あつもり)」で使用されるほかに「朝長(ともなが)」「経正(つねまさ)」等の曲に用いられる。
- 名前
- 能面 十六