NIPPON Kichi - 日本吉

2008/6/25

津山城(鶴山城) Tsuyama-jou(Tsuruyama-jou) 

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 津山城(つやまじょう)、別名鶴山城(つるやまじょう)は岡山県津山市に築かれていた城である。
 慶長八(1603)年に本能寺で織田信長とともに討ち死にした森蘭丸の弟、森忠政が一三年の月日を費やし津山城を築いたのである。その後、越前松平家の一族であった松平宣富が明治まで城主を務めた。
 残された書物から、津山城は小倉城を参考に築かれているという、全体の構成は三の丸、表中門、二の丸、表鉄門、本丸となり、内部は迷路のようになっていた。全体的にもかなり大きな輪郭の城であり、本丸もかなり広く雄大な天守閣を備えていた。津山城は地方大名の城としてはかなり荘厳で立派なものであったため、幕府から厳しく追及されたこともあったという。
 昭和一一年に津山で開催された博覧会の時に天守閣が再現されたが、太平洋戦争のさなかに空襲の目標になるという理由で解体されてしまった。
 現在城跡は鶴山公園として整備され、桜の名称となり、備中櫓が再現されている。

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住所
708-0022 岡山県津山市山下
名前
津山城(鶴山城)




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