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2007/10/26


納沙布岬 Nosappu-misaki Cape Nosappu

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 納沙布(のさっぷ)岬は、北海道本島再東端の岬。根室半島の先端、北緯43度22分、東経145度49分に位置する。
 海に広がる根室海峡の向こうには、貝殻島や水晶島、国後島などの北方領土の島々が手の届きそうな位置に浮かぶ。
 また納沙布岬は、「流氷岬」と呼ばれるように流氷が見られる岬としても有名。冬にはダイナミックで幻想的な景観が楽しめる。 
 元旦には北海道一早く初日の出を拝める場所として、「納沙布岬初日詣」が行われる。
 岬の先端には明治五年に建てられた道内最古の灯台が立つ。また、周辺は北方領土への思いを込めて造られた望郷の岬公園になっており、巨大なアーチの下に強風でも消えないトーチが焚かれている。公園内には北方四島をイメージしたモニュメント「四島のかけ橋」や望郷の家、北方館などの施設がある。納沙布岬は、四季折々、訪れる人々に様々な感慨を与えている。
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イワオヌプリ Iwaonupuri Mt. Iwaonupuri

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 北海道ニセコアンヌプリ火山群
のひとつ、イワオヌプリ(硫黄山)。標高1116mと低い山ながら、山頂からの絶景が評判を呼び、手軽な登山ができる山としてハイカーたちに人気だ。
 山頂まではわずか1時間と、登山では初級者向けの山である。登山開始直後の上り坂がややきついが、登りきると平坦な道が続く。途中、名もない沼やコケモモなどの植物があり、自然の息吹を感じながら歩くことができる。30分ほどで視界が開け、山頂が見えてくる。山頂からは、360度の展望が開け、目の前にアンヌプリが鎮座、その左側には倶知安の田園風景、ワイススキー場、ニセコ大沼と、晴れやかな光景が眼下に広がる。
 イワオヌプリは紅葉の季節が美しい。燃えるような赤と鮮やかな黄色が織り成す眺めは錦絵のようだ。また、冬にはスキートレッキングのメッカとして、上級スキーヤーたちが大勢訪れる。
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2007/10/3


梯子滝 Hashigo-daki 

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 梯子滝(はしごだき)は、北海道岩内郡岩内町にある名瀑。
 以前は岩内町市街から島牧方面へ進み、敷島内の集落を越えたところにある樺杣内覆道と鵜の岩トンネルの間のわずかな場所を流れていたが、現在はこれを迂回する新トンネルの上を流れている。
 このトンネルは、長さが4km近くあり、出口は雷電温泉手前になるため、現在は海上で船から見ることしかできない「幻の滝」である。
 高い崖から三段になって水流が流れ落ちる様は圧巻。冬には水が大きく氷結し、見事な氷瀑を見ることができる。厳しい海風が吹き付ける北海道ならではの風景である。
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2007/9/10


鹿児島 大浪池 Kagoshima Oonami-ike Lake Onami-no-ike

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 鹿児島の大浪池(おおなみのいけ)は、鹿児島県霧島市牧園町にある池である。霧島連山10湖の中で2番目に大きく、新緑や紅葉の季節には多くの人で賑わう。
 霧島山の火山活動により約4万年前に形成された火口の跡に水がたまって出来た湖である。
 火口壁の高さは標高1412mで、日本一高い所にある火口湖とされている。
 竜神伝説も伝わるこの池は、10湖の中でも魚の棲む数少ない池の一つである。冬には霧氷も見所の一つだが、マガモやカルガモなどの渡り鳥も羽を休めている。
 この一帯は霧島屋久国立公園で、山麓には観光施設が多数あり、大浪池展望所から望む、池に映る韓国岳方向の四季折々の景色は、まさに絶景といえる。
 大浪池は、美しい景観と高さを誇る火口湖である。
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2007/8/24


銀河の滝 Ginga-no-taki 

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 北海道のほぼ中央、石狩川によって作られた柱状節理の絶壁が続く、層雲峡にある銀河の滝(ぎんがのたき)。滝に向かい、右手にある流星の滝とあわせて、日本の滝百選に選ばれている。層雲峡へは旭川市内から国道39号線を北見方面に向かう。
 銀河の滝は、落差120mの柱状摂理の岩肌を、水が幾重にも分かれて白糸のように穏やかに流れ落ちてくる。その様から、雌滝とも呼ばれている。一方、90mの落差から、真っすぐに流れ落ちる流星の滝は雄滝と呼ばれ、タイプの異なるふたつの滝は同時に語られる事が多い。
 遊歩道から見上げる眺望には、流れ落ちる落差から驚きを感じさせる迫力があるが、少し登ったところにある双瀑台からの眺めは更に見事であり、より雄大さを感じることができ、銀河・流星の両滝を同時に見る事ができる。
 冬には結氷する銀河の滝、春の新緑・秋の紅葉と、どのシーズンに訪れてもその時々で、異なる驚きと美しさを与えてくれるだろう。
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流星の滝 Ryuusei-no-taki 

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 旭川市内から国道39号線を北見方面に向かい、大雪山国立公園層雲峡渓谷にある滝が流星の滝(りゅうせいのたき)である。
 流星の滝は、90mの落差から垂直に力強く流れ落ち、石狩川へと流れ込む。その勇壮な迫力ある姿から雄滝とも呼ばれる。その雄滝に対して、雌滝と呼ばれる銀河の滝が、流星の滝の左手に見える。
 銀河の滝は落差120mの高さから、層雲峡の柱状節理の岩肌に沿い、水が白糸のように覆いながら流れ落ちてくる。ふたつの滝をあわせて、日本の滝百選に選ばれている。北海道では他に5ヵ所の滝が選ばれている。
 最初、目にする遊歩道からの眺めも迫力があり素晴らしいが、少し登ったところにある双瀑台からふたつの滝を同時に眺めると、層雲峡の自然を身近に感じながら、より見事な滝の姿に出会う事ができる。
 流星・銀河の滝ともに、冬には結氷し姿を変えるが、新緑の頃、紅葉の頃、いつ訪れても見事な姿を楽しませてくれる滝である。
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2007/8/13


高の瀬峡 紅葉 Takanosekyou Kouyou Takanose Valley's Autumn Foliage

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 高の瀬峡の紅葉は、徳島県那賀郡那賀町北川平で、10月下旬〜11月上旬頃に見られる美しい景観のことである。
 ここが一躍有名になったのは、1980年の置県百年記念「徳島の観光100選」の人気投票で、数ある県内の観光名所を押しのけて1位に輝いてから。今や特産品の木頭杉や木頭ユズとともに「紅葉の錦」も押しも押されもしない村の顔に成長した。
 那賀川源流に広がる深く切れ込んだV字形の渓谷で、秋には雄壮な絶壁が紅葉に覆われ、見る者を圧倒する。特にモミジと渓谷美の景観は見事なまでに美しく、四国随一の景勝地である。
 秋の紅葉だけでなく、春は新緑、夏は青葉、冬には雪景色と四季折々の表情も魅力にあふれており、一年中観光客でにぎわう。
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2007/8/7


五色岳 Goshiki-dake Mt. Goshikidake

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 五色岳(ごしきだけ)は、山形県と宮城県の両県南部の県境に位置する蔵王連峰の一角を担う山だ。
 標高は1674m。活火山である蔵王の山々の噴火によって出来た火口湖「御釜」の淵を形作っている山で、五色岳自体も火山の噴火によって生じた直径2kmほどのカルデラの一角を成す、後カルデラ火砕丘である。
 中央にある御釜を取り囲むように火口丘沿いに登山道もあり、ぐるりと一周することも出来るようになっている。
 火山の爆発によって盛り上がったカルデラの尾根沿いに続く道は、周りにさえぎるものもないため、コバルトブルーやエメラルドグリーン、ブラウンなど、様々に色を変える御釜を足元に見下ろしながら歩くことになる。秋には赤く色付く紅葉を背景に雄大な蔵王の山並み、そして巨大なカルデラを堪能できる。また、冬には大自然のいたずらである樹氷を間近に見ることも出来る。
 蔵王のもつ、大自然の神秘が凝縮された世界に身を浸すには、この山は格好の場所である。
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